衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。
手塚の独り言
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2008年12月29日

今年最も衝撃的だったのは、9月1日の福田前総理の辞任会見。記者から「他人事のように聞こえる」との指摘に、「私は自分自身のことを客観的に見れるんです。アナタとは違うんです」と捨て台詞を吐いた前総理。当時は笑ってしまいましたが、今から考えれば、支持率が下落し、とても解散を打てる状況ではなく、人心一新で局面を打開しようとの判断は、自身の置かれた状況を冷静に分析しての行動だったかもしれません。誤算だったのは、解散をしてもらうため、事実上政権を禅譲した麻生総理が、役割を理解せず、解散をためらい、政局を一層混乱させたことでしょう。福田氏が指した「アナタ」とは、麻生氏のことだったのではと、年の瀬に究極の嫌味を言いたくなりました。苛立ちを感じつつも、勝負の来年への覚悟を新たにしています。今年もこの独り言をご愛読有難うございました。どうぞ、良い新年をお迎え下さい。10:15

2008年12月26日

解散・総選挙があるのか、ないのかに翻弄され続けた臨時国会が閉幕しました。虚しいので、感想は省略します。また、消費税の増税時期をどう記述するかが最大の焦点となっていた「中期プログラム」がようやく閣議決定。麻生総理がこだわる「3年後」が明記される一方、「景気回復」をその前提として強調する、いわば妥協の産物となった印象です。すでにレイムダックとなった麻生政権はもとより、自民党政権が3年後まで存続している保障などありませんから、総理の増税へのこだわりは、景気回復へのブレーキにしかならないと断言しておきます。海の向こうでは、CNNの調査でオバマ次期大統領の就任前の支持率が82%に達したとの報道です。経済的にはピンチの続く日米両国ですが、国民の期待感は雲泥の差となりました。やはり、国民の信任、すなわち選挙が基本の民主主義です。9:00

2008年12月24日

最近、グリーン・ニューディールという言葉をよく耳にします。来年早々に発足するアメリカのオバマ政権の目玉政策のことで、1930年代の大恐慌を、ダム建設などの大型公共事業で雇用を創出し、見事に乗り切ったルーズベルト大統領の政策を模倣した言い方なのでしょう。具体的には、10年間で1500億ドル(約14兆円)を再生可能なエネルギー開発に投資し、新たな雇用創出と低炭素社会への競争力を確保しようというもの。21世紀型の環境を優先する経済モデルを模索するオバマ政権の取り組みに、日本の民主党もただならぬ関心を持っていて、日本でも新政権が誕生した際の、野心的な取り組みの議論がスタートしているのです。総額88兆5000億円で過去最大の予算案が、旧態依然の公共事業を中心に編成されました。日本でも大胆な政策転換が必要だということは、誰もがわかっているはずなのですが…。メリークリスマス。8:50

2008年12月21日

一昨日の独り言で、忘年会なのに勝負にこだわると書いたのは、今年で3回目で、恒例となった蓮舫事務所との合同忘年会前のボーリング大会。過去1勝1敗の対戦成績で迎えた今年は、両事務所8人対8人が3ゲームを競いました。当方では、松田哲也目黒区議と中村公太朗世田谷区議の秘書出身の2人と、関口太一君と渡辺秘書が活躍し、伊藤悠都議と土橋秘書が思いっきり足を引っ張ってくれたものの、結果16勝7敗1分の歴史的大勝利。胸を張るような勝負ではありませんが、勝ち癖は大事なこと。この勝利を勝負の来年につなげたいところです(笑)。恒例といえば、極めて個人的な今年の10大ニュースを発表しました。こちらは「手塚コラム」で、是非ご笑読下さい。今年も残り10日ばかりとなりました。8:35

2008年12月19日

参院での与野党逆転は、政治の景色をも一変させています。審議を打ち切り、採決をはかる厚労委員長は民主党議員。怒声をあげて委員長席に駆け寄るのは自民党議員。日々雇用情勢の悪化が伝えられ、スピード決着が求められた雇用対策関連4法案の採決をめぐる場面でした。自分たちの無策を棚に上げ、自分たちがさんざんやってきたことを、逆にやられて怒るとは…。しかし、数の力に頼る姿は見ていてあまり感じの良いものではありませんから、衆院でもしっかり過半数を獲得し、実現力をともなう体制を早く作りたいところです。喧嘩上手の小沢流。いよいよ、年明け早々から佳境を迎えそうです。ところで、毎晩怒涛の如く続いて来た忘年会もいよいよ佳境。勝負の来年を見据え、今日は勝利にこだわりたいと思っています。8:55

2008年12月16日

朝、駅頭に立つ度に、この冬一番の冷え込みだとの思いを更新する季節になりました。演説を始めれば、吐く息も真っ白に。16年間続けて来たこの朝の活動で、最も多くの激励を頂いている昨今、弱音などあるはずもありません。ただ、スタッフにはそろそろ白手袋の準備をお願いしたいところです。さて、会期が残っている国会の話です。民主党などの野党3党は、派遣・非正規雇用の労働者との契約を更新しないなどの「派遣切り」や、新卒者の「内定取り消し」に対処するための、雇用対策関連4法案を共同提案。もちろん、数だけいてもやる気のない衆院ではなく、野党が多数を占める参院への提出です。これがアピールのみの提案だと揶揄されようとも、この雇用が崩壊しつつある厳しい環境を、指をくわえて見てるだけでは、それこそ政治空白です。11:20

2008年12月14日

先週末、臨時国会の重要法案と位置付けられていた、補給支援特措法と金融機能強化法が、与党が衆院で持つ数の力で再可決。しかし、与党の立場に立てば、何とも頼りになる3分の2です。国会を解散するということは、仮に政権を維持できたとしても、この3分の2を失うことだけは確かですから、総理の躊躇もうなずけないわけではありません。ただ、今の混迷の背景は、やはり麻生総理の最初のためらいが原因だったはず。このところの忘年会でしきりに話題になるのは、どこで総理がぶち切れるかという話。今や支持率も求心力も失い、与党に指示をしてもそっぽを向かれ、雑音だらけ。定額給付金の可決成立あたりまでが限界で、祖父の吉田茂元総理を見習っての「バカヤロー解散」が1月中にあるのでは、という話。浪人生の楽観は不変です(笑)。13:35

2008年12月11日

なぜか時の経過を早く感じる師走12月。早いもので、3週間後には元旦を迎えます。それにしても、不安定な歳末になってしまいました。バブル経済が崩壊した時よりも早いスピードで企業のリストラが進んでいます。特に製造業での派遣労働者などを解雇する動きは深刻で、一夜にして職と住まいを失う人も続出。弱い立場の非正社員が経営再建の調整弁として使い回される社会は健全ではありません。雇用が崩壊していくこの危機こそ、本来は政治の出番のはず。即効性のある対策が求められる中、先送りの連発。さらには、造反・新党結成・政界再編などの活字が空虚に紙面を踊る今日この頃。その目的が国民生活でなく、あくまでも保身であることを国民に見透かされていることに、どうして気付かないのでしょうか? このツケの精算は下野しかないでしょう。11:30

2008年12月8日

遂に冬将軍の到来。この冬一番の冷込みとなった週明けに、お寒い数字が新聞紙面を踊っています。朝日22%、読売21%、毎日21%、予想できた急降下ですが、政権発足からたった2ヵ月余。不支持率の高さと、総理適任性について、前回まではダブルスコアだった民主党の小沢代表との逆転は、麻生政権崩壊に向け決定的な数字と言っていいでしょう。これからは自民党内でも倒閣運動が一層顕著になって来るでしょうし、国民不在の混沌とした政局になることも必至。民主党にとっては我慢の時で、沈み行く泥舟を端目で追いつつ、我々の景気対策と雇用対策を示すのみです。ご心配を頂きましたが、愚息の風邪は全快。親父は連夜の忘年会でのアルコール消毒も奏功せず、鼻水垂れ流し中です(笑)。9:25

2008年12月6日

10日ほど前に風邪は全快と宣言しましたが、今度は、先週末の1歳の誕生日に初めて風邪をひいてしまった愚息の風邪をうつされてしまいました。親子で鼻水。しかし、深刻なのは不治の病を患い、政権末期症状を露呈している自民党政権。予算編成にあたっても、総理自身のブレない方針があるわけでもなく、発言がコロコロと変わり、迷走の繰り返し。与党内に司令塔が存在せず、自分たちだけで選んだリーダーを批判する発言も連日。「選挙の顔」として登場した総理が、今じゃ「選挙の邪魔」と囁かれ、事実上解散権を封じられてしまっている有様。世界不況が、雇用不安として実体経済に影響を与え始める中、国民の政治に対する不満は爆発寸前と言ってもいいでしょう。今日は晴天に恵まれ、手塚事務所総出でポスター貼り。常在戦場の師走。風邪も吹き飛ばしたいところです。14:05

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