月別アーカイブ: 2003年9月
2003年9月29日
手塚の独り言
今日は、先週末の小泉総理の所信表明演説に対し、各党の代表質問が行われました。解散間近と予測される中、約5時間も本会議場で缶詰だったのですが、自民党議員の不真面目なこと。半数以上の議員が退席し、選挙運動の為に地元に戻ってしまっている様子。国会議員の本分を履き違えているのではないでしょうか。そんな沈滞した議場のムードを一変させたのは、遅れてやって来た保釈中の鈴木宗男氏。一瞬議場が騒然となりました。ちなみに民主党は「逮捕拘留中の議員に対して歳費を一時凍結する法律案」を今国会の冒頭に提出しています。22:40
2003年9月28日
手塚の独り言
巨人軍の若大将・原辰徳監督辞任劇は、誰もが不可解な印象を受けたことでしょう。「辞任・解任ではなく、読売グループ内の人事異動だ」とは渡辺オーナーの弁。常にメディアから注目され、命を削るようにして戦っている監督にとっては、およそ納得出来るものではないでしょう。阪神の星野監督も「せっかくの若い芽を摘んでどうするんや」と同情的です。「監督はクビなるために雇われる」との格言が大リーグにはあるそうですが、勝負の世界の冷酷さを感じる秋です。さて、目黒の若大将(?)は、平常心で今日も街頭演説に出掛けて参ります。14:00
2003年9月27日
手塚の独り言
昨日から臨時国会が召集されました。会期は10/31までですが、10/10には国会解散が想定されていますから、短期決戦の国会です。自由党との合併で本会議場の席も少し変わりました。議場では当選回数の若い順、同期なら年齢順に座ります。新たに私の左隣に座ることなったのは、元小沢一郎党首の秘書の樋高剛代議士。「よろしく」との挨拶のあとは、「携帯の番号は?」とどちらからともなく。そして「お互い、短い付き合いにならないように頑張りましょう」と。解散があるであろう臨時国会。いつもとは違う緊張感が漂っているように感じました。19:15
2003年9月25日
手塚の独り言
昨日の菅直人代表と小沢一郎党首との調印式を経て、本日夕刻、初めて両党所属国会議員が一同に会しての両院議員総会が開かれました。挨拶に立ったのは、菅・小沢両氏と岡田克也・藤井裕久両幹事長の4人でした。中でも藤井氏は「長い挨拶をするほど野暮ではありません。月並みですが、末長くよろしく」と独特の口調で話され、一同大爆笑。「民由合併」と言葉だけでイメージしていたものを、あらためて肌で感じることの出来た瞬間でした。いよいよ明日から、たった2週間で終わるであろう短い臨時国会が召集されます。19:45
2003年9月24日
手塚の独り言
経済産業大臣に抜擢された中川昭一氏。自民党で実力者だった中川一郎氏の長男としても有名です。私も村田新八役で舞台に立った、先日の平成幕末世直し劇『敬天愛人!隆盛の如く』では大久保利通役を演じ、同じ楽屋で丸2日間ご一緒しましたから、党派を超えすっかり仲良くなりました。東京の自宅が私の選挙区にあり、ご家族も日頃から私のポスターをよく見ているようで「24時間のお兄さんと一緒に写真を撮りたい」との、ご子息からの要請にはこちらが恐縮してしまったぐらいです。今度の大役は大久保役とは違います。私も秘かに注目しています。15:10
2003年9月23日
手塚の独り言
昨日発足した小泉改造内閣ですが、私にはどうしても気になることがあります。小泉総理を筆頭に18名の閣僚から、まず留任した民間の竹中・川口両氏を除き、連立を組んでいる公明党の坂口氏と保守新党の井上氏をさらに除き、参議院から選ばれた野沢・小野の両氏まで除くと、衆院自民党の閣僚は12人になります。出身派閥や少し若返った顔触れはともかく、日本新党出身の変節組の小池・茂木両氏を除くと、河村氏以外の9名が家族に政治家のいた二世議員になります。これは驚きの「世襲内閣」の誕生なのです。感心出来る話ではないですよね? 18:20
2003年9月22日
手塚の独り言
昭和29年9月21日生まれ49歳の自民党安倍晋三新幹事長(昨日が誕生日だったとは…)。一方、昭和28年7月14日生まれ50歳の民主党の岡田克也幹事長。小泉VS菅の構図になるであろう総選挙で、この若い二人の幹事長の対決も見物だとの報道も相次いでいます。安倍氏については、小泉総理が苦し紛れで行った総選挙目当ての大抜擢人事でした。一方の岡田氏は、昨年末の民主党代表選にも敢然と立候補し、党内では誰もが菅代表の次のリーダーになると目している人材です。その二人の実力の違いは、必ず近い将来に明らかになること確信しています。17:10
2003年9月21日
手塚の独り言
これまでの政治の常識を覆す驚天動地の人事です。去就が注目されていた山崎拓幹事長を副総裁に棚上げし、安倍晋三官房副長官を党務の全てを仕切る幹事長に大抜擢。当選3回で大臣経験もない幹事長は誰も予想をしなかったことでしょう。「自民党をぶっ壊す!」はずの人が「全党一丸となって…」との号令を発し、2年半前とは随分違う再選劇だと思って見ていた矢先の小泉サプライズ。人事も完全に総選挙シフトになってきたことは誰が見ても明らかです。我々もひるむことなく、国民の皆様に政権選択をして頂く準備を進めて行かなくてはなりません。14:30
2003年9月20日
手塚の独り言
先ほどの地震にはびっくりしましたね。久しぶりに震度4を体感しました。ところで2日間も独り言を失礼してしまいましたが、もちろん阪神の優勝で気が抜けてしまったわけではありません。解散総選挙への流れが加速する中で、私の周辺も非日常の世界へと変化しつつあるのです。ざっと考えただけでも、自らの選挙対策本部の立ち上げに始まり、各種印刷物(ポスター、ビラ、選挙葉書、選挙公報など)の準備もしなくてはなりません。そして、大方の予想通り小泉総理が自民党総裁に再選されました。その先にある決戦に向け、風雲急を告げています。16:10
2003年9月17日
手塚の独り言
夢に日付が刻まれてから数十時間が経過をしました。巷では阪神が話題を独占し、すでに総裁選などは終わってしまったの如くです。昨日のスポーツ新聞5紙には、星野監督から阪神ファンへ、1ページ全部を使った全面広告が掲載されました。「昨日、球場に来られなかった人たちにも、ありがとう」と味わい深いメッセージから「日本経済のために優勝したんやないで(笑)」と皮肉たっぷりなものまで、各紙違う文面に「応援感謝星野仙一」と記されていました。掲載料は推定1000万円以上とのこと。さすが闘将、粋な計らいをしてくれるものです。11:25