月別アーカイブ: 2010年2月
2010年2月26日
手塚の独り言
国会用語で「寝る」といえば、野党が審議拒否をすること。日曜の長崎県知事選の結果で強気になったのか、自民党は月曜に突如「寝て」しまい、右往左往した結果、議院運営委員長解任決議案や衆院議長不信任案を闇雲に提案することで、木曜にあっさり「起き」てきました。審議拒否戦略を極力取らない国対委員長として名を馳せた野田佳彦財務副大臣も「寝方や起き方を教えてあげたいよ」と呆れ顔。その野田さん曰く、審議拒否戦略の要諦は、まず何といっても党一丸の体制と足並みの揃った野党共闘だと。その迫力があって初めて、数で優る与党の譲歩を引き出せるとのこと。今回は自民党内からはすぐに不協和音、同じ野党の公明党と共産党が審議に応じていては、戦略も迫力も確かに伝わりません。予算案の年度内成立の目処があっさりと立ちました。あとは民主党内のこと。春一番はまだ党内には吹いてくれません。とりあえず、頑張れ浅田真央! 12:25
2010年2月24日
手塚の独り言
日中は気温が15度ぐらいまで上がり、春の足音を感じることができます。三寒四温の季節。まだまだ油断は禁物でしょう。熱心な応援で、次のショットの狙いがわかるようになってきた女子カーリングですが、今朝目覚めると日本チームは5敗目を喫していて、準決勝進出がかなわなくなったとのこと。残念です。あとは、浅田真央選手の金メダル獲得に期待しましょう。さて、国会では衆院予算委員会が大詰めです。今日は中央公聴会、明日は分科会の日程が決まっていますが、週明けからずっと自民党は審議に出てきません。鬼の首を取ったようなことは言いたくありませんが、去年までは数に頼って何でも強行し、審議拒否をする民主党を散々批判してきたことは事実。ただ、審議拒否戦略が功を奏して政権交代が実現したわけではありません。11:15
2010年2月22日
手塚の独り言
昨日投開票となった長崎県知事選挙。私の早大時代の親しい後輩だった橋本剛君は健闘むなしく惜敗。同じ全県選挙区の参院選は過去2回民主党候補が勝利してましたし、昨年の総選挙では4小選挙区を独占。平時であれば勝てる算段があっただけに、とても悔しい結果となりました。深夜、私の携帯留守録に「私の力不足ですいません」と残された言葉に、党人として胸が痛みました。国会では、衆院で続いている新年度予算案の審議がいよいよ佳境を迎えます。この長崎県知事選で勢いづく自民党は、自らの主張が受け入れられなければ、審議拒否もちらつかせる模様で、採決日程をめぐっての激しい攻防も予測されます。ただ、政権与党としては予算案の年度内成立は譲れないところですから、今週末が山場となることは間違いなしです。緊張感をもって対応しなければなりません。7:20
2010年2月19日
手塚の独り言
日本3個目のメダルは高橋大輔選手。フィギュアスケート男子五輪史上初の快挙となりました。拍手。ちなみに、私が五輪で一番楽しんでる競技は、氷上のおはじき、カーリングです。前回のトリノ五輪の時に初めて知った競技ですが、戦略性と駆け引きがとても面白いですね。さて、本業に話を戻しましょう。昨日、総理官邸の官房副長官から連絡があり、明日の午後、鳩山由紀夫総理が私の地元・自由ヶ丘に視察に来られるとのこと。ご配慮を頂き、私も同行することになったのは、「産後女性の健康回復活動」の視察で、会場は自由が丘住区センター。詳細はよくわかりませんが、バランスボール・エクササイズを実践する鳩山総理の映像が夕方には報道されるはずです。23:00
2010年2月17日
手塚の独り言
あと一歩でメダルに手が届かなかった上村愛子選手の爽やかな悔し涙を見て、これはフィギュアの浅田真央選手まで日本はメダルを取れないのではないかと勝手に自虐的な予測をしていましたが、昨日見事にスピードスケートで同時に銀と銅の2つのメダル。「銅メダルでこんなに悔しいとは思わなかった」と加藤条治選手。「メダルが取れなければ、スケートをやめるつもりだった」と長島圭一郎選手。2人とも4年前のトリノ五輪の雪辱だったのですから、大きな拍手を送りたいですね。すっかり五輪に視線を奪われてしまった国会では、本日の午後3時から党首討論が開催されます。政権交代後、鳩山由紀夫総理にとって初めての機会となります。与野党トップ同士の正攻法の政策論争を期待したいところです。8:00
2010年2月14日
手塚の独り言
昨日、冬の祭典・バンクーバー五輪が開幕。私自身は、滑ったり転んだりは縁起でもないと敬遠してきたウインタースポーツですが、4年に1度日本人選手に声援を送るのは健全なナショナリズムでしょう。特に10代の若手選手に注目が集まる中、開幕早々に登場したのはスキージャンプの葛西紀明選手、37歳。ジャンプ競技では新記録となる6度目の五輪とのこと。長野五輪の原田選手らの感動の大ジャンプを懐かしく思い出しながら、久しぶりの夜更かし観戦を決行。しかし、世界の壁は厚く、メダル争いにはならないことがわかったあたりで、テレビを点けっ放しで撃沈(笑)。今日の午後には、メダルの期待も高いモーグルの上村愛子選手も登場します。しばし、政治とカネの問題を棚上げしてくれるような活躍を期待したいところです。ところで、今年のチョコレートは国会議員から1個。新聞記者さんから1個。秘書陣から4個。家族からは0個。ご配慮に感謝です。10:50
2010年2月12日
手塚の独り言
まとまった雪にこそならなかったものの、厳しい寒さが続いています。今週は、枝野幸男代議士が行政刷新会議担当大臣に任命され、石川知裕代議士が民主党を離党。嬉しい人事も残念な判断もありました。私が個人的に気になった報道は、昨年の総選挙で激しい一騎打ちの戦いを展開した佐藤ゆかりさんについて。私の地元事務所の2倍の広さはあったであろう八雲の事務所を早々に閉鎖し、街中でもほとんどお見受けすることがなくなりましたから、東京5区から転出するのかとは思っていましたが、どうやら今夏の参院選の全国比例区で名乗りを挙げそうだとのこと。感想は差し控えますが、私自身は4年間の浪人生活でかけがえのない人生の宝を得ることができました。人間万事塞翁が馬。一寸先は闇の世界だからこそ、焦らず、怠らず、目の前のことを精一杯。私はそういう活動を今後を続けていきます。10:30
2010年2月9日
手塚の独り言
1泊以上することで「行った」と定義すると、私がまだ行ったことのない都道府県はもう片手以内。この週末は、これまで「行った」ことのなかった長崎県を初めて訪れました。これで沖縄も含め九州は完全制覇です(笑)。今回は民主党推薦で長崎県知事選に挑む橋本剛候補の応援でした。40歳の橋本候補は、私の早大在学中からの親しい後輩で、これまでは農水省のキャリア官僚。実務能力は折り紙つきですが、その風貌は役人離れしていて、とても私より年下には見えません。政権交代のあった年に大きな決断をして、郷里に戻っての挑戦です。党の顔が揃って閣僚となり、応援弁士不足が予想されましたので、ここは先輩が一肌脱ぎ、今や党内一の人気者の蓮舫さんに無理を言って同行して頂きました。相手は自民・公明が推す元副知事。さらには元プロレスラーも選挙を賑わせています。長崎県の新しいリーダーの誕生に期待したいと思います。ちゃんぽんや皿うどん、佐世保バーガーも食べられませんでしたが…。11:40
2010年2月6日
手塚の独り言
すったもんだの末、横綱・朝青龍は引退。解雇の可能性を示されれば、1億円以上といわれる退職金のことも考慮しての決断だったのでしょう。一方、不起訴となった小沢一郎幹事長は続投の強い意志を表明。何ともいえないコントラストになりました。話題を変えます。政府は昨日「政治主導確立法案」を閣議決定し、衆院に法案提出しました。この法案では、私自身も昨年末から関わってきた国家戦略室が「局」に格上げされ、新たに国家戦略局長及び政務官級の国家戦略官が置かれることになります。また、来週以降にも「国会改革関連法案」が提出され、副大臣と政務官が15人増員されるとのこと。具体的にどんな役割となるかはわかりませんが、法案成立後に、ようやく私も正式な官職に就任することになりそうです。色々な思いもありますが、目の前の役割に全力を尽くすのみです。11:10
2010年2月4日
手塚の独り言
今日勾留期限となる石川知裕代議士は政治資金規正法違反(虚偽記載)で起訴される見通しで、一方の小沢一郎幹事長については、嫌疑不十分で不起訴となるとの報道。大山鳴動し〇〇〇。国民世論を考えれば、引き続き重苦しいムードが漂いそうですが、予算の年度内成立に向け一丸となることが何よりの責任でしょう。この一件以上に党内で大きな話題となっているのは、今年の6月に完成予定の議員会館の部屋割りです。いつ誰がどんな手続きで決めたのかはさっぱりわかりませんが、昨日突然部屋割りが通知されました。私は念願だった現在の第1議員会館の440(=ヨシオ)号室から、新しい第1議員会館の814号室に引っ越すことに。この8階には、私が敬愛する野田佳彦氏をはじめ、前原誠司氏、仙谷由人氏、枝野幸男氏などなど、小沢幹事長と距離を置くといわれる皆さんがなぜか結集しています。これって、何らかの配慮なのでしょうか(笑)。いずれにしても、新しい部屋は楽しみです。11:40