月別アーカイブ: 2018年3月
2018年3月23日
手塚の独り言
球春到来。春の選抜高校野球が開幕。毎年書いていますが、甲子園にこだまする金属バットの打球音に春の到来を実感します。清宮ロスの私。職務も立て込み、どこまで追い掛けられるかわかりませんが、大阪桐蔭の連覇を普通に予測しておきます。さて、政治の話。佐川前国税庁長官の証人喚問を来週27日に行うことが決まりました。「刑事訴追の恐れがあるので」と肝心な話をはぐらかすことは折り込み済みで、この喚問を突破口に、真相究明に向けての取り組みを進めていくべきでしょう。また、勾留中の籠池前理事長と野党議員との接見も今夕予定されており、大阪拘置所は甲子園以上に注目が集まりそうです。激動の政局が続きますが、どうしても触れておきたいのが、最近露出度ナンバーワンの太田充理財局長について。絶妙な国会答弁で与党議員からも侮辱を受けていましたが、その質問の背景となった総理秘書官当時、私自身も補佐官として官邸の執務室で机を並べて共に働いた個人的には戦友と呼べる間柄です。野党議員の私が彼を庇うことは迷惑になるかもしれませんが、その清廉な 人柄と職務への真摯な取り組みには、今も変わらぬ敬意を払っていることを付言しておきたいと思います。春ですね。11:40
2018年3月13日
手塚の独り言
政界騒然。財務省の決裁文書の改ざん問題は前代未聞の異常事態で、国会は空転どころの騒ぎにとどまらず、数年に一度と思われる大混乱の大政局となっています。省内に自殺者が出るまでの段階になり、ようやく佐川前理財局長が国税庁長官を辞任。事態は一気に急展開を見せ、昨日は総理夫人や閣僚経験者の名前が消されていたなどの調査経過を財務省が公表しました。次なる焦点は、一体誰がなぜこんな改ざんを指示したのかに移っていますが、そこは国民の大半も、安倍総理の「私や妻が関わっていたら、総理どころか国会議員でもいられない」との答弁が起点となっていることを感じているはずです。そこで官僚の「忖度」があったにせよ、これは明らかに犯罪であり、日本人が長年もってきた「公」への信頼を根底から壊す大罪と言わざるをえません。昨日、我が党の幹部の一人が「手塚さんが浪人してた5年間、こんなに政権が追い詰めれる局面はなかったんだよ」と漏らしていました。これは絶対権力の腐敗そのものであり、麻生財務相の辞任などでは終わらせない、安倍政権の終局を求め、最前線で戦いを進めていく覚悟です。8:00
2018年3月4日
手塚の独り言
春を実感する弥生3月。その幕開けとなる1日午前0時を迎えたのは予算案衆院通過直後の国会内でした。不十分な予算審議を巨大与党の数の力で打ち切り、年度内成立というメンツのために採決を強行した政府の責任は重く、次の参院審議は国民の声に応えるべく真摯に取り組んで欲しいものです。そして、本会議後には、働き方改革法案から「裁量労働制」の適用拡大を切り離す決断を安倍総理が発表しましたが、虚飾に満ちた不適切データをベースにして労働法制の転換を図ろうとしたこと自体が大きな問題であり、一般感覚で考えれば長時間労働を助長する方向に進む「高度プロフェッショナル制度」も同時に撤回するべきです。とは言え、予算審議で多忙を極めた期間を乗り越え、ほんの少し気が抜けそうになった時に、安倍総理に「嘘八百」呼ばわりされていた朝日新聞が反撃の大スクープ。森友学園との国有地取引の経緯を記した財務省の決裁文書が書き換えられていたとのこと。報道の通りであるならば、これはただ事ではありません。安倍総理のことですから、財務省に責任を押し付け るのでしょうが、私の感覚でいえば、政権がぶっ飛ぶ不祥事だと思います。週明けも慌ただしくなりそうです。12:25