衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。
手塚の独り言
  • HOME »
  • 手塚の独り言 »
  • 月: <span>2012年10月</span>

月別アーカイブ: 2012年10月

2012年10月29日

本日、臨時国会が召集されます。会期は11月30日までの33日間。赤字国債発行のための特例公債法案や、衆院の「1票の格差」是正に向けた選挙制度改革、さらには、通常国会における民主、自民、公明の3党合意を受けて、社会保障制度について検討する「国民会議」の早期設置などが焦点となります。国会召集日には衆参両院で総理の所信表明演説が行われることが通例ですが、通常国会で野田総理への問責決議が可決されていることを理由に、野党側から参院での所信表明演説や代表質問は行わないとされています。この異例の事態は憲政史上初めてとのこと。「良識の府」とされる参院が衆院よりも政局を重視する姿勢は、果たして国民の理解を得ることができるでしょうか?いずれにしても、波乱含みの国会召集となりました。そんな緊張感の中、これから久しぶりに、TBS「ひるおび!」に生出演します。一政治家としては、テレビ局からお声がかかるのはとても有難いこと。ただ、総理補佐官の立場では話せないことも多く、出演を何度もお断りしてきましたが、この際は解禁し、与党議員の1人として、野田総理への援護射撃となるような発信をしていきたいと思っています。午後12:20頃からの出演です。是非、ご覧下さい。11:35

2012年10月25日

田中慶秋法相が辞任し、後任は滝実前法相が再登板。就任数週間での閣僚交代劇は政権にとって大きなダメージですが、どこまでが事実かわからない週刊誌報道がきっかけになったことについては、腑に落ちないところも残りました。一方、大阪方面でも、週刊誌と戦う市長が話題をさらっています。私自身も記事を読みましたが、明らかに報道の域を超えた、覗き見趣味ともいっていい下劣な記事。親を選んで生まれて来れる人はいませんから、その血脈だけを背景に批判を展開することはジャーナリズムの暴走だと断言しておきます。親を選べないのは、自民党の次の総選挙で世襲を目指す面々にとっても同じこと。逆説的ですが、政治家の家に生まれたことを理由に政治家を志せないというのはフェアではありません。だからこそ、政党が自浄作用を持つべきで、自民党も前回の衆院選マニフェストで3親等以内の親族を公認しないことを掲げていたのでしょう。と、嫌味を書いていたら、太子党の父親が緊急会見。都知事を即刻辞任し、新党結成、国政復帰を目指すとのこと。会見では、憲法破棄や徴兵制導入まで言及し、荒唐無稽との印象を受けました。それにしても、毎日色々なことが続きます。17:20

2012年10月20日

昨日、与野党の党首会談が行われました。そこでは野田総理から、自民党の安倍晋三総裁や公明党の山口那津男代表に対し、特例公債法案の早期成立に加え、予算案と特例公債法案の一体処理に関するルール作りや、衆院の1票の格差是正に関する「0増5減」の先行実施についての歩み寄りなど、膠着状態打開に向けての具体的な提案も行われました。しかし、野党側の関心は解散時期のみのようで、その言質が取れないとして、会談は決裂。しかし、総理を経験したことのある安倍総裁のことですから、大権を行使する時期を明示できないことなど承知の上でしょう。また、野田総理の「近いうち」とした約束が反故にされるはずもありません。国民生活を人質にしての面子の張り合いは、まさに「決められない政治」の象徴となります。臨時国会は29日に召集されることになりました。会期は1ヵ月程度とのこと。相変わらず一寸先が見通せない政局が続きますが、自らの役割を自覚し、精進たいと思います。総理補佐官退任後から続いている関係者との慰労会も、まだまだ終わりそうにありません…。11:50

2012年10月16日

どんなに忙しくても、時に酩酊していても就寝前の読書を欠かさない私ですが、この1年は野田総理について書かれた書物以外は独り言で紹介する余裕もなかったと思います。同じく愛読家の蓮舫さんから「主人公の国岡鐵造が野田さんとだぶる」からと薦められ、寝不足になりながらも読破したのが「永遠の0(ゼロ)」のベストセラーで名を馳せた、百田尚樹氏の「海賊とよばれた男」の上・下刊。本書は、小説というよりも、出光興産創業者の出光佐三氏の生涯を濃密に描いたノンフィクションです。「私自身は自分の人生を一言で言い表せる。すなわち誘惑に迷わず、妥協を排し、人間尊重の信念を貫き通した人生だった」と。この一節に代表されるように、幾多の艱難辛苦を揺るぎない強い信念で乗り越え、日本を代表する企業を作り上げた主人公の立志伝に心を揺さぶられます。野田総理と重なったのは、志高きリーダーの瀬戸際での判断、意思決定の持つ底力です。深まりつつある秋の夜長にお薦めします。ハンカチのご用意も忘れずに。17:30

2012年10月12日

「少しは暇になった?」とか「慰労会をやりましょう」などと、関係各方面からたくさんのお誘いを頂いています。中でも、いの一番に声をかけて下さった岡田克也副総理の優しさは、本当に胸にしみました。新しい持ち場で力を尽そうと決意を新たにしているところです。さて、昨日は野田総理と安倍自民党総裁との初顔合わせ。総理は臨時国会召集を明言し、改めて党首会談を呼び掛ける構えですが、懸案の特例公債法案を通したい政府・与党と、解散時期を明確にさせたい自民党との水面下での攻防が続いています。この景色は谷垣前総裁の頃からずっと続いていますが、総理が解散時期を明示することは古今東西ありません。このままの膠着状態が続けば、財源が枯渇し国民生活に影響が出る可能性が否定できません。現行の選挙制度で、一つの政党が衆参両院において安定多数を取ることは想定しずらい中、将来どの政党が政権を担ったとしても、野田政権にて芽吹き始めた「決める政治」を根付かせることが何より重要でしょう。今回の特例公債法案も自民党が主張する政局的思惑とは切り離し、臨時国会を開いて結論を出すべきです。慰労会でさらに疲労を溜めないよう精進して参ります(笑)。12:15

2012年10月6日

今回の内閣改造で、田中真紀子氏が新たに文科相として入閣したことが何かと話題になっています。一方、退任した側の目玉は、たかだか総理補佐官であるにも関わらず、総理側近の予想外の退任劇として大きく取り上げられ、少々困惑しています。個人的には、言葉にはできない様々な思いが去来することは確かですが、全力で職務をまっとうしたのち、どんな組織でもある定期の人事異動と捉えて頂くのが、最も現実的だと思っています。昨日、改造後初となる党の常任幹事会が開かれ、私は正式に民主党広報委員長に就任しました。このポストは、私の記憶が正しければ、2008年の秋、まだ民主党が野党時代、当時の小沢一郎代表が無投票再選を果たした代表選で、最後まで対抗馬として出馬への意欲を見せていた野田佳彦氏に対して、小沢代表が用意したポストでした。野田総理がどんな思いで今回私を起用したかは想像するしかありませんが、総選挙が足音が近づく中、総理官邸で担当してきた広報やメディア対応を、今度は党の側の責任者として全力を尽くしたいと思っています。具体的な役割については、また改めて。13:30

2012年10月2日

昨日、先般の民主党代表選での再選を受け、野田第3次改造内閣が発足。私自身も、野田政権発足以来1年以上に渡って務めてきた総理補佐官を退任することになりました。その人事自体に驚かれる方がとても多いのは、こそばゆいところですが、昼夜分かたず、ずっと総理を一緒に支えてきた7人の総理秘書官の皆さんが、退任を心から惜しんで下さることが、仕事を全力でまっとうできた証だと感じています。この1年は、それこそ早朝から深夜まで、気を緩める時間がほとんどありませんでした。政治家としても、自ら発信や主張を抑える日々はそれなりの辛抱をともなったことも確かです。ただ、46年の人生を振り返って、最も充実し、得がたい経験のできた1年であったと感じています。補佐官付秘書官をはじめ、事務所のスタッフなど、多くの支えがあっての任務であり、感謝の気持ちで一杯です。野田総理からのねぎらいの言葉は胸にしまっておきたいと思います。次なる私の役割は、週末までにはお知らせできることになっています。13:00

過去の独り言

PAGETOP
Copyright © 衆議院議員 手塚よしお All Rights Reserved.