衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。
手塚の独り言
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2010年11月28日

事実上の会期末となった金曜日は、私が筆頭理事を務める、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会で、懸案となっていた来春の統一自治体議員選挙の期日を揃える政府案を全会一致で可決成立。これで来春4月10日に都知事選など、同24日に区議選などを実施することが正式に決まりました。与野党対決法案ではありませんでしたが、政権与党の一員としての責務を果たせ、ホッと一息。委員会では、私自身も数年ぶりに質問に立ちました。これはご愛嬌(笑)。そして、参院では否決された補正予算案が衆院に返付されましたが、両院協議会を経て、憲法上の衆院優越規定に基づき成立。さらに野党は、参院での多数を背景に、仙谷由人官房長官には傲岸不遜だとの理由で、馬淵澄夫国土交通大臣には海上保安庁のビデオ流出事件の責任を取れと、それぞれ問責決議を可決。しかし、衆院の不信任決議とは違い法的な拘束力はなく、低俗な政治ショーだと断じておきます。まぁ、去年までは我々もよく使った手ではありますが…。最後に嬉しい話を一つ。蓮舫大臣と誕生日が同じな我が家の愚息・寅仁朗が今日3歳に。注文してあったアンパンマンのケーキでお祝いします。10:20

2010年11月25日

異様な国の異常な行動で、また朝鮮半島の緊張が高まっています。3代に渡る世襲体制に向けての準備が進む中、矢継ぎ早に新たな核開発の動きを見せたかと思ったら、今度は突然韓国の大延坪島を砲撃。軍が暴走しただけなのか、あるいは緊張を高め米国を振り向かせようとする危険な戦略なのかは判然としませんが、まさに常軌を逸した蛮行であり、とても許容できるものではありません。仮に北朝鮮が本気で戦争を仕掛けたとしも、軍事力で韓国との差は歴然としており、いわば人民を人質に取った国際社会への挑戦ともいえるでしょう。日本の自衛隊は暴力装置でないとしても、近隣に制御不能な暴力装置を操る不良国家が存在することを改めて認識しなくてはなりません。菅総理は李明博大統領と電話会談で支持を表明。国会では肝心な補正予算の審議が棚上げされ、今日はこの件に関する予算委員会での集中審議。さらには、北朝鮮を非難する国会決議も検討されています。忘れちゃいけない補正予算の採決は明日となりました。会期末まで残りちょうど1週間です。6:30

2010年11月23日

柳田法相が辞任。補正予算の速やかな成立をはかりたい菅総理の意向を受けた形ですから、事実上の更迭でしょう。打撃を受けた菅政権。明日にも補正予算の成立を期していましたが、それも難しい政局となってきました。ところで、私の国会内の役割に、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会、通称・倫選特の筆頭理事があります。この委員会の運営に責任を持つ立場ですが、今国会でも、倫選特に来春の統一自治体選挙の期日を4月10日と24日に統一する法案が付託されています。4年に1度のお約束で、この法案に過去反対した党派は皆無です。しかし、法案の審議入りがなかなか容易ではないのです。まず、答弁する総務大臣が予算や総務などの常任委員会に優先的に取られてしまっている物理的な点。さらに、政治倫理に絡め、法案審議の前に小沢氏云々と野党理事が口を揃えます。私も同感ですと相槌を打っていては与党筆頭の責任を果たせませんから、何かと苦労するわけです。会期末が迫る中、今週中には法案の審議と採決の見通しが立ったところでしたので、再び頭痛の予感です。与党はつらいよ。そうそう、本音ポロリには気をつけなくちゃいけませんでした(笑)。14:00

2010年11月20日

尖閣国会と呼ばれることになるであろう臨時国会の終盤、またぞろ悩ましい懸案を抱えてしまっています。柳田稔法相の失言を野党から厳しく追及され、国会対策の現場で汗をかいている者からすれば、愚痴の一つでも言いたいところですが、我慢、我慢。むしろ成果を一つ報告させて下さい。昨日、私が司会を務めた党政治改革推進本部の総会で、国会議員の歳費を1割削減することの了承を取り付けることができました。人気取りにで、ポプュリズムに迎合する必要はないといった反論もありましたが、マニフェストで国会経費の2割削減を約束している民主党ですから、これを皮切りに議員定数の削減も必ず実現して参ります。それ以上に推進本部で私が執念深く取り組んでいるのは、企業・団体献金の全廃です。推進本部では、岡田克也本部長のもと、長妻昭事務総長、細野豪志事務局長、そして私が事務局次長を務めています。今から10年前の総選挙で初当選を果たし、企業献金を一切受けず、新しい政治文化を創るんだと最もラジカルに行動してきたのは、この同期の3人と今は天国で眠る永田寿康君でした。廻り廻って我々が主導権を握る立場になりましたから、ここは力の入るところです。21:20

2010年11月18日

約2ヵ月間という短い会期の臨時国会でありながら、国会対策の現場ではとりわけ長く感じた補正予算の審議は、紆余曲折ありながらもようやく衆議院を通過し、論戦の舞台は参議院へと移りました。この際、予算審議の大きなハードルとなった、海上保安庁職員のビデオ流出事件についての私見を少々。少なからぬ国民が菅政権の中国への対応を弱腰だと感じている中、43歳の保安官の行動が国を憂えた内部告発ととらえ、半ば英雄視する報道やコメントをしばしば耳にしてきました。しかし、自衛隊同様、海上保安庁は武器を持つことを許される実力部隊であり、その動機がどういうものであったとしても、政治の統制から離れた保安官個人の勝手な行動が許させるはずがありません。ましてや、偏狭なナショナリズムを背景にその行動が賞賛されるようであるならば、我が国の歴史を鑑み、少々危険な風潮だと警鐘を鳴らすべきだと思います。異論反論もあるかと思いますが、ここは政治家として黙っていられるところではありません。8:20

2010年11月16日

週明けの月曜、国会に登院したのは朝8時前。ちょうど衛士さんが玄関の鍵を開けているところでした。衆院で補正予算案の採決が行われる日程でありながら、自民党からは相変らず尖閣ビデオの取扱いをめぐって云々。国会対策を担当する幹部が早々に集い対応を協議。予定された予算委員会に野党は出席せず、断続的に交渉が続き、結局、予算委員会の総括質疑は7時間遅れの午後4時開会。質疑が終結する直前に、今度は仙谷官房長官と馬淵国交大臣に不信任決議案の提出。不信任案はすべての議事を優先するため、夜の9時から衆院本会議で、討論と記名採決。すべての予定される日程を終わらせると朝の4時になるとの計算をあくびをこらえながら始めた頃に、補正予算案の採決は明日にしようとの提案。確かに体力の有り余る若い人ばかりではないし…。熟議が求められた「ねじれ国会」は国民不在の泥仕合の様相ですが、我慢、我慢。我慢をしている間に白鵬の連勝がストップとの一報。間違いなくこれが今日の一番のニュースですね。おやすみなさい。0:40

2010年11月13日

本日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議が開幕。昨日は中国の胡錦濤国家主席をはじめ各国首脳が続々と来日し、まさに厳戒態勢の横浜に私も行って来ました。政権交代以降、ずっと休眠状態だった「日本・フィリピン友好議員連盟」を、フィリピン大使館からの要請も受け、ようやく再結成にこぎつけたのがちょうど先月のこと。石井一(民主党副代表)会長、小坂憲次(自民党参院幹事長)幹事長のもと、私も事務局長に就任し、昨日は議連の役員で、来日しているベニグノ・アキノJr.大統領と会談する機会を得ました。就任後初来日の大統領からは、菅総理と有意義な首脳会談ができたことの報告や、日本の経済協力への謝意などが示され、我々からも日比の政治交流の一層の充実を要請するなど、親日家として知られるアキノ大統領と忌憚のない意見交換ができました。ちなみに、私とフィリピンとのご縁は、昨日の会談をアレンジされたフィリピンの元外相、ドミンゴ・シアゾン前駐日大使の和子夫人が、私の実母の幼なじみで親友だったこと。貴重なご縁に感謝し、今後も日比親善外交にも尽力したいと思っています。11:10

2010年11月11日

紆余曲折ありましたが、補正予算の衆院通過の見通しは来週の月曜日になりました。国会対策の現場では、政府・与党が描くスケジュールと野党の思惑とのせめぎ合いが続くわけですが、例えば昨日のこと。野党に強く求められた予算委員会の集中審議を受けることで、予算案の採決の日程を合意。ただ、当日になってNHKのテレビ中継の予定がないとなると、再び審議拒否の姿勢に。何より忍耐が求められる「ねじれ国会」ですから、テレビ中継を受け入れ審議再開。そこに飛び込んで来たのが、神戸の海上保安庁職員の「自分流出させた」という告白の第一報。普段は私自身が担っている役割についても、自ら岡田幹事長が乗り出し、鉢呂国対委員長や予算委員会の現場との調整に当たる場面もあったぐらいでした。臨時国会の会期末まで残り3週間。色々な雑音なども聞こえてきますが、自らの持ち場を守って、政権党の一員としての責任をまっとうしたいと思っています。ふ〜。11:40

2010年11月8日

阪神ファンの負け惜しみで、早々に今年のプロ野球シーズンの終了を宣言していましたが、はからずも週末はロッテ対中日の日本シリーズに釘付けになってしまいました。連夜の延長戦に、延べ10時間以上のテレビ観戦になりましたが、長く記憶に残るであろう手に汗握る大熱戦。阪神ファンである前に、ただの野球小僧であることを再確認しつつ、ロッテのリーグ3位からの見事な下剋上日本一に拍手を送りました。さて、週明けの国会では、衆院予算委員会で補正予算案の本格審議が始まっていますが、予算案の中身以上に尖閣流出ビデオについての質疑が多くを占めています。政府としても、容疑者不明のまま、国家公務員法違反などの容疑で警視庁と東京地検に刑事告発。明後日の衆院通過を目指す与党と、そうはさせじと審議の引き延ばしを模索する野党との、いつもながらの日程闘争が本格化しています。メディアの世論調査で、逆V字急落した内閣支持率にもストレスを感じるブルーマンデーです。13:00

2010年11月6日

一寸先は闇。政界でしばしば耳にする言葉です。そこまで大袈裟ではありませんが、昨日は朝からてんやわんや大騒ぎ。尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船と中国漁船とが衝突した際のビデオがインターネット上に流出。約7分に編集し、政府から予算委員会の理事会に提出されたのとは違うものだったことから、海上保安庁から流出したのではと、早くも犯人探しが始まっています。補正予算案の審議がスタートし、採決のタイミングをはかる国会対策の現場では、国会での説明を拒む小沢一郎氏の問題と同様に、さらに野党に採決を拒む口実を作ってしまったことになり、頭を抱える事態となっています。野党の意向を十分に取り入れ編成した、景気対策に資する補正予算、約5兆円。国民生活を考えれば、諸々の問題と切り離して審議を進めて頂きたい。これが政権を預かる与党の立場。政権から下野して約1年。すっかり野党らしさが身に付いた自民党との攻防が、いよいよ週明けに佳境を迎えます。週末は少しだけのんびりしたいところですが…。12:50

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