月別アーカイブ: 2012年1月
2012年1月30日
手塚の独り言
昨日、映画館で「ALWAYS 三丁目の夕日‘64」を見てきました。愚息にも「パパやママの生まれた頃のお話」と言って付き合ってもらいました。舞台設定は映画のタイトルが示すように1964年(昭和39年)で、東京オリンピックが開催され、家庭にもカラーテレビが普及し始めた頃のお話。今日より明日が必ず良くなるという希望にあふれ、とても日本に勢いのあった頃の映像が、不思議な懐かしさとともに、当時の人情の機微が胸に染み、ついつい涙腺が緩みました。お薦めです。さて、話題を現代に戻しましょう。先週は週刊誌に明らかに事実と違うことを含め、個人のプライバシーにまったく配慮のない、悪意とも取れる報道がなされ、不愉快な思いをしました。他によほどネタがなかったのか、ことのほか大きく取り上げられたことで、関係各方面にご心配をお掛けしました。ただ、今週はとても嬉しい露出もあります。週刊現代の「人生の相棒」という最後のページのグラビアで、我が家の愛犬・権之助がメディア初登場。こちらは、是非安心してご覧下さい(笑)。国会は連日与野党の舌戦が続きます。私も駅頭より早い時間に公邸入りする日々です。13:00
2012年1月23日
手塚の独り言
ずっと湿り気のなかった東京でも、週末は雨と雪。週明けも天気は回復せず、今夜は雪の予報。滑って転ばないように気をつけたいものです。一方、回復し眼帯の取れた野田総理。自ら「視界が広がった」と、明日から召集される通常国会に向けての意欲を示しています。すでに昨秋の臨時国会で所信表明演説を2度行っていますが、通常国会冒頭の施政方針演説は初めてのこと。中身は明らかにできませんが、情緒的なもの極力排し、今やらねばならないことを力強く訴え、壇上から野党各党にも政策協議を求める内容となっています。このところの世論調査の具体的な内容を精査すると、社会保障と税の一体改革で避けては通れない消費増税については賛否が五分五分。一方、政府の説明が不足していることと、野党は協議に応じるべきとの数字が7割以上となっています。難局ではありますが、やるべきことがはっきりしていますので、明日から実践あるのみです。風邪が流行っているようです。くれぐれもお気をつけ下さい。18:15
2012年1月17日
手塚の独り言
ここ数年とは少し違う印象で、あれから17回目の1月17日を迎えました。昨年の東日本大震災は、我が国の自然災害における最悪の記録を塗り替えてしまいましたが、あの鮮烈で酷い記憶までが置き換えられるわけではありません。当時、私は都議1期目。実家から独立し、初めて賃貸マンションに引っ越し、まだ家の中が片付いていない中で迎えた冬の日の朝、関西地方からの映像に経験したことにない戦慄を覚えました。仲間と共にボランティアで訪れた神戸の街の惨状は生涯消えることのない記憶として残ることでしょう。その後、見事に復興を遂げた日本人の底力に思いを馳せ、東北の春への取り組みに覚悟を新たにしています。さて、独眼竜の野田総理。一昨日の夜、公邸でぶつけてしまって、目の周辺に青アザを作ってしまい、数日は眼帯生活とのこと。それでも今日はいわゆる「ペン」と呼ばれる新聞各社のインタビューを受けることになっています。私も総理のメディア対応を担当するまでは知らなかった記者クラブとのルールで、先週末にテレビ東京の番組に生出演したこととセットのもの。政局ではなく、日本の将来を見据えた大局に立って聞いて頂ければと思っています。10:45
2012年1月13日
手塚の独り言
本日、内閣改造が行われました。この改造の目玉は、野田総理が最も信頼する政治家である岡田克也氏の副総理就任です。そのポストの重たさ以上に、政権の命運を賭けと取り組む社会保障と税の一体改革、行政改革、公務員制度改革のすべてを担当して頂くという点がポイントだと思います。個人的に振り返れば、とても息苦しい1週間でした。まず、通常国会の召集日程に始まり、そこから逆算して内閣改造のタイミングを計り、さらには具体的な人事。新任される人、退任される人。もちろん、私が総理の胸の内をすべて聞かされているわけではありませんが、尋常ではないほど多くの記者から時間を選ばず電話やメールが入ってきます。仮にも「その可能性もあるかも」と口を滑らせただけで記事になるでしょうから、無視はしないまでも、丁寧にあしらうことが求められました。蛇足ながら、今朝から総理官邸にて、閣僚を呼び込む側の視点で内閣改造の現場に立ち合うことができたのは、とてもいい経験になりました。さらに蛇足ですが、私も総理補佐官に留任致しました。微力ながら、引き続き全力で野田総理をお支えしたいと思っています。16:00
2012年1月7日
手塚の独り言
先日の野田総理の年頭会見は、就任4ヵ月で早くも7回目の公式会見となりました。会見の中身についてはメディア側の都合で編集されるのが常ですが、最近では、今日はこのフレーズが使われるだろうなということが私にもはっきりわかるようになりました。そういったツボを天才的に把握していたのが小泉純一郎元総理であり、そのことを熟知していたが飯島勲秘書官だったのかもしれません。今回もメディア側がこぞって取り上げたのは、やはり英国のチャーチル元首相の名言で「ネバー」を4回繰り返した「ネバーギブアップ」という下り。難航が予想される税と社会保障の一体改革についての見通しを聞かれ、さらに「大義があれば、必ず局面は変わると確信している」と。総理が一貫して訴えてきた一体改革の必要性が国民に伝わることを願ってやみません。このところはサポートする側に徹し、自ら取材に応じることを控えてきましたが、昨日は久しぶりにインタビューを受けました。内容は「税と社会保障の一体改革に取り組む総理を間近で見ていてどう感じるか?」というもの。明日の朝、フジテレビの「新報道2001」をご覧下さい。6:10
2012年1月3日
手塚の独り言
新年明けましておめでとうございます。どうぞ、本年も宜しくお願い致します。これまでは自宅を空けることが多かった年末年始ですが、今年は元旦から始動。今まではテレビのニュースの世界だった皇居での「新年祝賀の儀」に野田総理と共に参列しました。2日は正月恒例のスポーツをテレビ観戦。箱根駅伝は山登りの前に東洋大にリードを許しては母校の早大も勝ち目なしで、連覇ならず。大学ラグビーにいたっては、年末のどさくさで早稲田のみならず、明治も慶応も準々決勝で姿を消す体たらく。国立競技場での準決勝に残ったのは帝京、筑波、関東学院、天理。私の周辺でこの4大学に関係するのは、議員会館の名和秘書と野田総理のご長男ぐらいで、とても感情移入しての応援にはなりませんでした。今日は自由が丘の実家に母を訪ね、明日からいよいよ本格的な仕事始めになります。総理の年頭記者会見が10時からですので、その準備で官邸に出邸し、会見終了後にモーニングに着替えて、これまたテレビのニュースの世界だった伊勢神宮参拝へ。予想もつかない激動の1年の予感ですが、全力で職務をまっとうして参ります。改めて、本年もご支援宜しくお願い致します。13:30