衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。
手塚の独り言
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2011年6月29日

昨日、大荒れだったのは、東京電力の株主総会と民主党の両院議員総会。前者はすべて報道に譲るとして、後者については私からも一言。本来の議題は「統一地方選挙の総括」でしたが、冒頭に菅総理から「一定のメド」についての考え方が示されました。そこまで総理が退陣時期について踏み込めば、もう何をか言わんやで、報道が少々大袈裟ですが、それほど荒模様だったとの印象はありません。所要時間も東電が6時間で、民主党が1時間半。比べる意味もありませんが…。今後の私の役回りは、岡田幹事長と安住国対委員長のもと、第2次補正予算、特例公債法、再生エネルギー特措法の3点セットの成立に全力を尽くすのみです。ちなみに、菅内閣が今国会に提出した法案84本のうち、すでに59本が成立しています。成立率は70.2%。過去20年で最低だった昨年の通常国会の法案成立率が54.7%(64本中35本成立)。こちらも比べる意味もありませんが、震災からの復旧・復興が求められる中、難しい「ねじれた国会」でも、堅実な仕事をさせてもらっていることについては、是非ご理解を頂きたいと思います。15:30

2011年6月26日

電力不足が予想される今年の夏。家電量販店でもよく売れているという扇風機が民主党の国会対策委員会の控室にも設置されました。先週末には、暑い夏を乗り切る我々の覚悟を試すかのように、埼玉県の熊谷市で6月の過去最高となる39.8度を記録。最近は岐阜県の大垣市にお株を奪われた感のあった熊谷ですが、私が高校3年間を過ごした本庄市の隣町。盆地で本当に夏は暑く、冬は寒いところなんです。さて、延長された国会ですが、菅総理が示した「一定のメド」の解釈をめぐって与野党の不毛な攻防が続きそうな気配です。あたかも菅総理が自らの延命を計っているとの報道ですが、総理自身の姿勢は一切ブレていません。第2次補正予算、特例公債法、さらには再生エネルギー特措法に決着がつけば、潔く後進に道を譲る準備ができているはず。色々な覚悟が求められる、特別な夏になりそうです。14:00

2011年6月22日

今日は夏至。1年で昼の時間が最も長くなる1日。東京では、昨日までの梅雨空から一転、強い日射しが差し、日中は30度を超える真夏日となりました。空調が28度に抑えられ、とても暑い国会も今日が会期末。与野党の水面下の折衝など紆余曲折がありましたが、結局は第2次補正予算の成立に向け、8月末まで70日間の会期延長を本会議で可決しました。驚くべきは自民党の対応です。数週間前には、会期延長をしないことも内閣不信任の理由の一つにしていたはずですが、菅総理の延命に手は貸せないと、極めて政局的な理由で反対。普段は反対ばかりのみんなの党や共産党までもが、震災からの復旧・復興のために国会はしっかり開くべきだと賛成に回りましたから、自民党の場当たり的な対応が際立ちました。党内からは賛成に回る骨っぽい造反者もちらほらと。ここは人のことは言えませんが…。いずれにしても、これで正式に夏休みが無くなりました。暑さに負けず、復旧や復興のため引き続き全力を尽くします。17:40

2011年6月19日

3歳半になる愚息から「パパ、いつもありがと」とプレゼント。「何をくれるの?」と聞くと、少し考えながら「う〜んと、え〜と、やかん。幼稚園でつくったの」と。こちらの頭は混乱しつつ、その小さな包み箱を開けてみると、中からは何を描いたのかまったくわからない落書きつきの湯呑みが一つ。爆笑。やかんと湯呑みが頭の中でどう関連してるのかは不明ですが、愚息からの初めてのプレゼントに目を細める父の日です。穏やかで愛おしい休日も週明けは視界不良の政局が待っています。国会の会期延長は必至でしょう。その幅と2次補正予算案の取り扱い。さらには3次補正にまで言及する菅総理の出処進退など不確定要素のオンパレード。愚息には「今年は夏休みがないからね」と伝えたところです。16:00

2011年6月14日

1月のとても寒い頃に召集された通常国会の会期も残り1週間。このタイミングになると、例年のことではありますが、延長をめぐって与野党の攻防が激化します。ところで、国会の延長について最近感じたことを一つ。テレビで時より耳にするコメンテーターの「ずっと国会を開いて、1日も早く復興に当たってもらいたいですね〜」といった台詞について。私も野党時代は感じませんでしたが、政府や与党の立場では、国会閉会中の方がよほど仕事がはかどるものなのです。国会中は様々な審議の場で各大臣が答弁に立つことになります。拘束される物理的な時間だけでなく、その準備に各省庁が右往左往しますので…、私が何を言いたいかご理解頂けるでしょう。もちろん国会審議を否定したり、疎かにすることは民主主義の原則に反します。ただ、国会が開かれてないと政治家が仕事をしていないかのコメントには違和感を感じてしまうのです。これも政治不信からのことでしょうが…。本題の今国会の延長については、2次補正予算編成のタイミング、つまり菅総理の退陣時期とも絡み、とても一筋縄にはいかなそうです。ふ〜。19:00

2011年6月10日

昨日の朝日新聞朝刊1面トップを飾った「後継 野田財務相が軸」には驚愕しました。前回の独り言で、私が「貝になります」と書いた背景と重なる報道ではありますが、いかんせん、まだ菅総理が具体的な退陣時期を示したわけでもなく、先走りの報道にも程があります。「前向きとみられる」と一方的に報じられた野田さん自身は「一球入魂。菅政権の一員としてで職責を果たすだけ。そんな明後日のことは考えていない」と少々困惑の様子。私個人としては、敬愛する野田氏に、いつの日か必ず日本のリーダーになってもらいたいし、必ずやその日が来ると信じ、この10年間ずっと政治行動を共にしてきました。だからこそ、色々な思いが胸に去来しますが、この世界が「一寸先は闇」ということを、何度も何度も学習させてもらいました。今日もメディアに追われる1日になりそうです。7:50

2011年6月7日

「しかし、何とかならないですかね?」との私の嘆きに、「もう、早く変わってもらった方がいいぞ」と。私も「確かに、まったく手を打ってないですよね」と溜め息。誤解することなかれ、これは熱狂的なトラキチの党幹部との今朝のやり取りです。独走まであると見ていた今年の阪神タイガース。しかし予想とは裏腹にすでに借金は二桁にまで膨らみ、最下位独走中。そのストレスのはけ口が真弓監督に向いた会話でした。一方、無責任な先走り報道によって、日ごと退陣の時期が前倒しになっていく印象の菅内閣。永田町の半径1キロ圏内では、すでに自民党との大連立やポスト菅総理の名前が取り沙汰されています。私の考えは、震災復興のためだけの連立政権などあり得ませんし、税や社会保障、あるいは年金などの基本政策で合意がなければ、ただの野合となってしまいます。されど、現在の衆参のねじれ状況で、困った、困ったと打開策を考えあぐねているだけでは与党政治家失格でしょう。悩ましい日々が続きます。ポスト菅総理については、当分私は貝になります。あしからず。12:40

2011年6月3日

内閣不信任案の可決。衆院解散。分裂選挙で民主党大敗。こんな悪夢にしばしばうなされることになった今回の政局でした。しかし、今回の不信任案は、復興に向けて基本法の与野党協議が大詰めを迎える中での提出で、まったく「大義」のない、政局作りを目的とする無責任なものだったと断言できます。さらには、小沢氏の周辺議員の造反を誘発し、仮に不信任案を可決できたとしても、次にどんな枠組みで誰が総理になるのか、そうした「展望」さえも示されない政局だったと思います。結果は報道の通り、菅総理が退陣を示唆したことで造反議員が最小限にとどまり、何とか難局を乗り切ることができました。しかし、次は総理の退陣の時期が新たな火種となっています。私の知る限り、菅総理は自らの立場に恋々とし、ポストしがみつくような人ではありません。総理が辞任すれば、すぐさま民主党代表選を行い新たな総理候補を選出しなくてはなりません。当然、その間は政治的空白が生ずるわけで、今が決してその時でないことは、誰もが冷静に考えればわかることでしょう。ちなみに、この間私に様々な指示を出し続けた安住淳国対委員長は本日過労でダウン。私は相変わらず元気です。13:25

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