月別アーカイブ: 2007年5月
2007年5月30日
手塚の独り言
現職大臣の自殺の衝撃が広がる中、今回の談合事件で家宅捜査を受けていた「緑資源機構」の前身の元理事が、松岡氏の後を追うように自殺。またもや真相が深い闇の中消えていく後味の悪さを感じます。強気な政権運営が目立っていた安倍内閣は、5000万件にも及ぶ宙に浮いた年金記録でつまづき、新聞各社の世論調査で内閣支持率が軒並み10%以上も下落した途端の松岡ショック。明らかに潮目が変わり、国会周辺の景色かが一変したことをメディアの報道からも実感します。私自身は、まだ詳らかに出来ない参院選のプロジェクトで東奔西走の日々ですが、周辺からも「破れかぶれの衆参ダブル選挙もあるのでは?」と問われると、ほんの少しだけ浮き足立ちます(笑)。今朝も変わらぬ思いで駅頭演説に向かっています。7:45
2007年5月28日
手塚の独り言
選挙中によく口ずさむ「負けないで」のヒット曲で知られる、ZARDのボーカル・坂井泉水さんの急死を取り上げた番組を見ている時に飛び込んで来た松岡利勝農水大臣自殺の第一報。まさに腰が抜けるほど驚愕しました。「何とか還元水」発言で物議を醸した政治団体の事務所費問題や、官製談合事件が告発された農水省所管の「緑資源機構」の関連団体からの献金問題など、厳しい世論の中で窮地に立っていたとはいえ、まさかまさかの事態です。それにしても、あの強面で強気な印象の松岡氏が…。人の心の内はわからないものです。合掌。16:40
2007年5月27日
手塚の独り言
母からメールによれば、幼稚園の頃に、当時流行っていた異形はしかにかかり、ひどく苦しんだとのこと。さすがに記憶は残っていないわけです。これでもう、はしかに感染することはないと自信をもてるものではありませんが。さて、この週末の特筆すべき出来事をいくつか。まずは白鵬。朝青龍にも勝って見事全勝優勝。横綱昇進も確実で、長く続いた一人横綱時代も終わり。毎度のことですが、国産力士の奮起にも期待したいと思います。相撲は日本の国技です。次にウオッカ。牝馬の日本ダービー制覇は実に64年ぶり。日本競馬史上最強の牝馬と呼ばれること間違いなし。これは本当に凄いことなんです。そして最後は昨日の猛暑。大分県で36度を観測し、気象庁が今年から設けた最高気温35度以上の「猛暑日」を早くも記録とのこと。まだ5月ですが…。23:25
2007年5月24日
手塚の独り言
まだ詳らかには出来ないのですが、今夏の参院選の比例区候補者の擁立で周辺が慌ただしくなって来ています。ただ肝心な比例区の選挙制度を正しく理解して頂いてる方が意外と少ないので、今日はその制度のおさらいを。非拘束名簿式と呼び、2001年の参院選から導入され、今回が3回目となります。各党はあらかじめ順位を決めずに候補者名簿を届け出し、有権者は政党名でも候補者名でも投票出来て、その投票総数を基にドント式で議席を配分します。各党に配分された議席数の中で、候補者個人票の多い順に当選が決まるという制度。つまり我々の本音は、民主党とではなく、候補者の具体名を書いて頂きたい選挙なのです。複雑な制度ですが、各党が知名度の高い目玉候補の擁立に躍起となる理由も含めてご理解頂けたかと思います。13:00
2007年5月22日
手塚の独り言
我が母校の早稲田大学でも、はしかの影響で、約5.5万人の学生に対し、原則として登校を禁じる全学休講を決めたとの報道。いやはや。はしかは感染から約10日の潜伏期間を経て、発熱などの風邪の諸症状が出た後に、高熱と発疹が出るとのこと。特効薬はなし。一度かかると再び発症しないとされるはしかですが、小学生の低学年の頃、風疹と水ぼうそうにはかかったおぼろげな記憶が残っていますが、はしかはどうだったか…。おそらく、この独り言を読んでくれている母から、メールで答えが示されるような気がします(笑)。自分のことなどより心配なのは、週末に予定される東京六大学野球の早慶戦。ハンカチ王子の活躍で、いつになく注目が集まる優勝をかけた伝統の一戦に、影響が出ないことも祈ります。皆様もご注意下さい。15:30
2007年5月21日
手塚の独り言
我が阪神タイガースは9連敗のあと、4連勝、3連敗、3連勝と続き、強いのか弱いのかわかりませんが、プロ野球は今年もまもなくセ・パ両リーグの交流戦が始まります。間違いなく強いのは、我が母校の早稲田大学。マウンドが甲子園から神宮に変わっても好投を続ける斎藤佑樹投手の活躍もあって、昨日で8連勝。いよいよ伝統の早慶戦で完全優勝がかかります。さて、週明けの今日から、手塚事務所の新しい女性秘書として、富川知子さんが出勤してくれています。この名前にピンときた方は、業界関係者もしくは目黒政界マニアに間違いなし。その答えはいずれかの機会に。事務所の新陳代謝に、私のみならずスタッフ一同も期待をしている様子です。10:00
2007年5月18日
手塚の独り言
約3週間に1度通い続けること実に30年。私にとってのカリスマ理容師である、「理容いがらし」のママが大病を患い緊急入院してしまったとのこと。ママの1日も早い回復を心から祈りつつ、今朝はパパにはさみを入れてもらいました。ちょっと刈られ過ぎで、妙に頭が軽いのが気になるところです(笑)。30年とは言わないまでも、私の政治活動を約15年間に渡り支えて来てくれた、井上裕美子秘書が今日をもって手塚事務所を引退。どうやら埼玉の実家に引き上げたり、永久就職をするわけでもないようですので、せいぜいお酒の飲み過ぎには注意してもらいたいものです。本当に長い間お疲れさま。有難う。19:15
2007年5月16日
手塚の独り言
1日3箱のタバコを吸っていたというニュースキャスターの筑紫哲也さんが、初期の肺ガンであることを告白。昨日から番組を休養し治療に専念とのこと。1日も早い回復をお祈りしたいと思います。別の理由で急遽番組を休んだ女性アナウンサーは、どうやら自民党で参院選出馬のようです。一方、民主党でも参院比例区の新たな候補者として、元プロ野球選手の長崎慶一氏を擁立することを発表。すでに荒川区議を務めた実績もあり、即戦力との期待も高まりますが、私としては、1985年の日本シリーズ第6戦、阪神の日本一を決めた満塁ホームランの鮮烈な記憶が蘇ります。早くお目にかかりたいですね。余談ですが、1日2箱のタバコを吸っていた私も、昨日で禁煙3ヵ月。すでに味も忘れました(笑)。12:30
2007年5月15日
手塚の独り言
憲法が施行されて約60年。初めて憲法改正の是非を問う国民投票の手続きを定める法律が、安倍総理の強い意向が反映されるかたちで、昨日野党の反対を押し切り可決成立。すでに「改憲を私の在任中に政治的スケジュールに乗せたい」と言明し、改憲という終着駅を目指して遮二無二突き進む安倍総理ですが、安倍総理が誕生することを前提に、国政選挙で票を投じた国民は誰一人いないということを忘れないで頂きたいと思います。改憲発議には衆参両院で3分の2が必要ですが、今夏の参院選の勝敗ラインは、自民・公明両党での過半数維持とのこと。「戦後レジュームからの脱却」とは、前のめり「改憲ゲーム」なのでしょうか。11:00
2007年5月12日
手塚の独り言
安倍政権が目指す「戦後レジームからの脱却」や、今夏の参院選での「改憲」の争点化について、今週の「夜明けの会」のゲストでお話頂いた枝野幸男代議士の見立てがとても印象的でした。憲法改正には衆参両院の3分の2が必要であり、与野党が政権をめぐって角突き合わす政治情況では、発議することさえ覚束ないわけで、安倍総理自身が、再び改憲・護憲の対立構造を作り出してしまった張本人だと指摘。私もまったく同感です。自らの考えを詳らかにすれば、9条の精神を大事にしたいという立場に変わりはありませんが、もう不毛なイデオロギー対立の中で憲法議論を封印しようとは思いません。いかに合意形成をはかるかということが求められる中で、与党のごり押しで、週明けにも参院で国民投票法案を成立させようとの強気姿勢には、とても賛同出来ないのです。15:30