衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。
手塚の独り言
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月別アーカイブ: 2011年4月

2011年4月28日

新緑が眩しく、風薫る季節の到来。日中は25度まで気温が上昇するようで、いつのまにか汗ばむ初夏の陽気になりました。本日、東日本大震災からの復旧に向け、第1次補正予算案が国会に提案されます。総額は約4兆円。阪神・淡路大震災の際、その後最初に編成した予算の約4倍の規模。壊れた道路や港湾の修復に1兆円以上、瓦礫の処理や仮設住宅の建設などにそれぞれ約4千億円を計上しています。今晩遅く、衆院予算委員会で審議入りし、明日の昭和の日は朝から丸々1日の予算審議。テレビ中継も予定されています。そして、明後日の土曜には衆院通過を目指します。土・日や祝日に本会議などの国会日程が入るのは、1993年の細川政権で政治改革論議をした時以来とのこと。明日から世間は大型連休になりますが、与野党の垣根なく政治の責任を果たすのみです。審議に協力してくれる野党各党はもとより、国会職員や各議員事務所の関係者にも感謝したいと思います。10:25

2011年4月26日

目黒区議会が現有6から5議席に、世田谷区が8から4議席に。呼吸ができなくなるほどの大きな敗戦に、総支部長としての責任を痛感しています。球界で長く監督を務めた野村克也氏の「不思議な勝ちはあっても、不思議な負けはない」という語録があります。野球だけでなく選挙も同様で、勝てば兜の緒を絞め、負ければ敗因を徹底的に分析するところですが、今回の地元の選挙では、どうしても腑に落ちない不思議な負けもありました。人一倍の努力が報われなかったり、その逆があったりと…。言葉では言い尽くせない理不尽も、民意という選挙結果を受け止めざるをえません。疾風に勁草を知る。強い風を受けることで、初めてしっかり根をはった強い草を見分けることができるという意味で、逆境にあって初めて強固な意志を確認できるとの故事です。精神論ばかりでは解決できないことも承知していますが、ここは歯を食いしばり、初心に戻り立て直しをはかるしかありません。6:30

2011年4月23日

一昨日は私の実父の命日でした。応援に行った区議候補の個人演説会の会場で、候補の父上から「手塚さんのお父様は、いソノてルヲさんなんですね?」と聞かれ、命日だったことをようやく思い出した始末。12年前、前立腺癌で父が入院先の病院で息を引き取った時も区議選の真っ最中だったことを思い出します。当時私は国会を目指す民主党の浪人生。私が支援する区議候補もほんの数人程度。あれから12年で本当に色々なことがありました。衆院初当選、郵政選挙で落選、政権交代と国政復帰…。何より、私自身が父親になりました。隔世の感を感じつつ、区議選最終日となった今日は、目黒と世田谷の区議候補の応援で東奔西走。夢を追いかけ人一倍努力をした者、筋を通し歯を食いしばり戦った者、誇りをもって最後まで死力を尽くした者…。すべての仲間に幸運があることを祈りつつ。11:00

2011年4月19日

私の事務所出身で今回の選挙で立候補しているのは、目黒区で2人、世田谷区で2人、中野区で1人。さらにもう1人、群馬県のみどり市という辺鄙なところで再選を期す蓮孝道君。彼は若くして病に冒され、一時は日常の政治活動もままならない状況でしたが、持ち前の気力で回復し、元気で活動をしていると聞いていました。ところが、告示日の夕刻、地元で応援演説中に私の携帯の留守録に「親方、もう再選しちゃいました。明日から地元でお礼参りだけして、終盤には応援に駆け付けます」と。定数と立候補者が同数で、あっさり無投票再選とのこと。喜んでいいのか、気にかけていただけに拍子抜け。ちなみに、目黒は定数36名に対し55名、世田谷は定数50名対し82名が立候補。やはり都会は激戦区です(笑)。さて、懸案の復興支援策を盛り込んだ第1次補正予算案の国会提出が月末の28日になることが明らかになりました。翌29日の昭和の日からは大型連休。今年は最大10連休と皮算用していたわけではありませんが、当然、連休返上で予算案の審議ということになります。まずは、目の前の選挙応援に全力投球です。10:40

2011年4月17日

統一地方選の後半戦がスタート。私の地元では、目黒で区議選、世田谷で区長選と区議選が本日告示されました。区議選は、目黒は定数36名に対し、民主党の公認候補は現職6名、新人6名の合計12名。世田谷は今回から定数が2名削減され、50名に対し現職8名、元職1名、新人7名の合計16名を公認。都内のどの総支部と比較しても遜色のない積極擁立となりました。ちなみに当選ラインは、目黒が約1100票、世田谷が約3200票といったところ。この数字をどう考えるかはそれぞれでしょうが、私が約15万票頂いた一昨年の総選挙とはすべての意味で違う選挙ということになります。今日は各陣営が一斉に出陣式などを行う日程。総支部長の身体は一つですから、各陣営に応援に駆け付ける時間をあらかじめ調整しての対応になります。これまで私自身が街宣車を使わない選挙運動を実践してきましたし、震災による自粛ムードも広がる中、民主党の候補者では街宣車を使う候補の方が珍しいぐらい。我々が中央で政権与党になって初めて地方選。これまでとは違う厳しさがありますが、地域で新しい政治文化を創る、決して負けられない戦いだと思っています。前進あるのみ。9:25

2011年4月13日

大震災から1ヵ月が経過しましたが、相変わらず余震が続いています。東京では少々の揺れには鈍感になっていますが、被災地では悪夢が甦ることでしょう。1日も早く平穏で愛おしい日常が戻ることを願わずにはいられません。ところで今日は、過日の閣僚懇談会で野田佳彦財務相が披露したニューヨークのジュリアーニ市長(当時)の演説を紹介したいと思います。「普段通りの生活をしても、死者を悼むことを止めたことにはならない。我々が今できることは、まず普段の生活を取り戻すことだ」と。これは10年前に起きた9.11テロのたった数日後に行われた、自粛の連鎖が経済的には二次被害となることを示唆した演説でした。確かに自粛ムードばかりでは経済が先細り、復興の妨げになることでしょう。経済効果こそありませんが、個人的には今週から朝の駅頭活動を再開しました。また、個人的にとても楽しみにしていたプロ野球が、昨日セ・パ両リーグ同時に開幕。私の夢は阪神タイガースの日本一です。今年は故障者もなく、投打ともに戦力が整い、無責任な評論家の下馬評でもライバルになるであろう巨人や中日を凌駕しています。昨夜は幸先のいい開幕にニンマリ。9:35

2011年4月11日

統一地方選の前半戦が昨日投開票されました。全国的に自粛ムードが漂う静かな選挙は、大型の首長選で相変わらず現職と与野党相乗り候補が強さを発揮。今朝の新聞紙面は「民主敗北」との文字が踊りますが、選挙があった41道府県議選では、民主党が野党だった前回以上の議席を獲得していますから、大逆風と言われ続ける中で、よく踏ん張っていると思います。強がる訳ではありませんが、メディア各社のあらかじめ準備された予定原稿という印象です。半世紀以上に渡った自民党政権下で、全国津々浦々まで網羅された強固な組織力に対抗していくには、継続して政権を維持し、良質な人材を擁立していく他にありません。私にとっては、来週告示される後半戦が勝負。前進あるのみです。さて、良くないニュースばかりの昨今、個人的にはとても嬉しいことがありました。3年半前、国政復帰を目指していた頃に授かった一粒種が、今日幼稚園に入園。親バカで大変恐縮ですが、よだれが出そうなほど可愛い制服を着て、満開の桜の下の入園式は感動の一言でした。これから一歩づつ親の知らない社会を創り出していく愚息の成長を見守りたいと思います。13:20

2011年4月8日

本当に選挙期間中なのかと思うほど静かな都知事選もいよいよ最終盤。東京では都議選が2年ズレているため、街が騒がしくなるのは統一地方選の後半で、17日告示、24日投票の区長選と区議選でしょう。本日、世田谷区長選で民主党が推薦する候補者の出馬会見を行いました。菅谷康子さん。36歳という若さですが、区議を2期8年務め、現在は世田谷の民主党区議団の幹事長。現職の熊本哲之区長が勇退することで、すでに7人の新人候補が名乗りを上げ、大激戦が予想されています。混乱の背景は、民主党所属だった花輪智史都議が、特別委員長の立場でありながら、築地市場移転関連の予算案の採決で賛成に回り、1票差で可決。造反に対する論功行賞の如く自民党からの推薦を受けて区長選に出馬するというのですから、開いた口が塞がりません。もう少し言わせてもらうと、私の19年に及ぶ政治活動の中で、これほどの変節を見たことがありません。民主党にとっては厳しい選挙になることでしょうが、果敢に区議選から区長選に回ってくれた菅谷候補を、東京6区の小宮山洋子総支部長と共にしっかり支えていきたいと思っています。桜もいよいよ満開ですね。18:25

2011年4月6日

今後、被災地の復興を考えた時、民主党政権が打ち出した「コンクリートから人へ」の理念のもとで抑制されてきた大型公共事業も復活するはずですし、税制などの様々な特例措置を講じていくことになります。政治家にとっては、これほど使命感を感じる仕事はないでしょうし、長年与党の一翼を担ってきた方々にとってはなおのことで、何としても政権の側で関わりたいとの思いを抱いている様子は嫌でも伝わってきます。菅総理が自民党の谷垣総裁に打診し、一度は「唐突すぎる」と断られた大連立が、いまだに可能性として指摘されているのは、まさにこうした元与党議員の心理が背景にあると思っています。一方、我々の現与党議員としては、長く対立してきた方々と政権を共にすることに若干の違和感はあるとはいえ、国家の一大事を前に政争どころではなく、ご協力頂けるのであれば、期限を区切ってでもお願いしたいというのが本音のところです。これからの政治情況は、与野党すべての政治家にとって未体験ゾーンとなります。何が国民のために、復興のためになるかという、すべての政治的思惑を超えた判断が求められます。いずれにしても、一寸先は闇。12:45

2011年4月4日

2008年5月に起きた四川大地震も体験しているであろう、中国から来た2頭のジャイアントパンダが上野動物園でようやく公開され始めました。すでに、昨年の上海万博の折り、上海動物園でたくさんの愛くるしいパンダを見ている、我が家の愚息も熱視線を送っています。保護者としては、まだ混んでいて、当分見に行く気にはなりませんが…。さて、プロ野球の開幕延期を気づかせないぐらいの熱戦が続いた春の甲子園大会は、昨夏準優勝だった、東海大相模が雪辱し、11年ぶりの優勝。打って打って打ちまくる打線は大会最多安打のおまけ付き。高校球児ならではの全力プレーで、被災地にも爽やかな風を送ってくれたはずです。また、例年より1週間以上遅れて、自宅周辺の目黒川沿いの桜も開花しました。今年は恒例のライトアップも自粛され、人の流れも半減してしまってる様子。自粛ばかりでは、日本経済が先細り、それこそ復興への勢いをつけることも難しくなるのではと、寒空の下に幻想的に華やいだ夜桜を見ながら思った次第です。今日は政治の話題はなし。頑張ろう、ニッポン! 10:30

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