解散・総選挙があるのか、ないのかに翻弄され続けた臨時国会が閉幕しました。虚しいので、感想は省略します。また、消費税の増税時期をどう記述するかが最大の焦点となっていた「中期プログラム」がようやく閣議決定。麻生総理がこだわる「3年後」が明記される一方、「景気回復」をその前提として強調する、いわば妥協の産物となった印象です。すでにレイムダックとなった麻生政権はもとより、自民党政権が3年後まで存続している保障などありませんから、総理の増税へのこだわりは、景気回復へのブレーキにしかならないと断言しておきます。海の向こうでは、CNNの調査でオバマ次期大統領の就任前の支持率が82%に達したとの報道です。経済的にはピンチの続く日米両国ですが、国民の期待感は雲泥の差となりました。やはり、国民の信任、すなわち選挙が基本の民主主義です。9:00