月別アーカイブ: 2002年1月
2002年1月31日
手塚の独り言
連日ワイドショーでも政治ネタですね。お茶の間に政治を持ち込んだ田中真紀子さんの功績は大きいものがあります。小泉総理が下した喧嘩両成敗の決断の理由として、補正予算の早期成立への障害となるからというものがありましたが、これは間違いなく稚拙な言い訳です。実際に今回の予算委員会も本会議も、強行採決で乗り切った彼らのことです。数の力で何でも出来るし、これまでもやってきたのです。本音は、官僚機構と戦う真紀子さんを切る絶好の機会と判断したのでしょう。また、抵抗勢力に迎合したのです。このツケは小さくはないでしょう。16:50
2002年1月30日
手塚の独り言
いつの日か振り返った時、昨日は生涯忘れられない日になったと思います。空転する国会で、国会対策で飛び回っている時に、巨泉さんの議員辞職(詳細は昨日の手塚日記をご覧下さい)の衝撃。結果的には、与党が強引に衆議院本会議での強行採決を行い、国会を後にしたのは2日連続で日付が変わってからでした。お酒を飲まずには帰れない気分の仲間と酒場で、今度は喧嘩両成敗の断行の一報。しかし、何一つ真実は明らかになっていませんし、外務省改革はどうなるのか。今朝から株価は1万円を下回る事態になっています。正念場は続きます。12:30
2002年1月29日
手塚の独り言
結局、昨晩国会を出たのは深夜1時。「与党、野党の問題ではない。政治の信頼を回復出来るか、外務省改革が出来るか、意を決して出てきている」との田中外相の答弁からスタートした、言った言わないの泥沼バドルは、お粗末な政府統一見解をもって、補正予算案の強行採決で終幕しました。これで国会空転は必至。外務省幹部は、国民や善意のNGO、ましてや外相ではなく、ひたすら実力者の鈴木宗男氏の方を向いていることは間違いありません。そして、渦中の鈴木氏自身が国会運営の要となる議院運営委員長です。混乱は長引く気配です。10:25
2002年1月28日
手塚の独り言
この独り言、その日にあった出来事や、これからのはっきりしている予定を書き込むことにしています。今晩は困ったことに予定がたちません。アフガン復興会議での、外務省のNGOしめ出し問題で、田中外相と次官や局長の答弁がくい違い、予算委員会が既に2度止まっています。小泉人気に押されっぱなしの感のあった我々野党も今夜ばかりは反転攻勢です。この後、順調にいっても予算委員会の採決が12時。本会議の開会が深夜1時となります。あの加藤政局が思い出されます。今晩は水は浴びないと思いますが。20:45
2002年1月27日
手塚の独り言
大相撲初場所、優勝決定戦で栃東が初優勝しました。栃東といえば、父親の玉ノ井親方がちょうど30年前に優勝していて、親子二代の賜杯です。親方の涙がとても印象的でした。私が身を置く政治の世界も、親子二代、さらには三代(鳩山代表は四代目)と世襲議員かたくさんいます。民主主義のルールの中で国民から選ばれているとはいえ、有形無形の恩恵を受けていることは確かです。一方、その力士の実力がすべての角界で、二世でもゼロからのスタート、稽古に稽古を重ねての親子二代の賜杯、栃東の人生最大の親孝行に拍手を送りたい気持ちです。18:15
2002年1月26日
手塚の独り言
天気予報では今晩は雪の様子。今日もいくつかの新年会に出席してました。我々政治家に合わせて開催しているわけではないのですから、どこも6時頃からのスタートです。出席する最初の方の会は、ご挨拶だけさせて頂きすぐに中座、次の会場へということになります。今日は目黒柔道会からスタートしましたが、我が事務所の政策担当秘書の岡本文夫氏、柔の道に少なからず覚えがあるとのこと。あとは任せたと、私に代わってその道の方々と親交を深めて頂きます。政治家だけでなく、政策担当秘書の役割も多種多様なのです。21:15
2002年1月25日
手塚の独り言
朝は駅頭、そして国会、夜は新年会。そうした日が続きますが、寝る前の少しの楽しみは読書。浅田次郎が大好きですが、最近出版された「待つ女―浅田次郎読本」はなかなか秀逸です。表題の短篇の他にエッセイがたっぷり。最近はすぐに睡魔に襲われ、ページがあまり進まない日々でもあります。特に金曜日となると、グッタリです。21:50
2002年1月24日
手塚の独り言
今朝は駅頭の演説はなかったのですが、いつもと同じ時間に出発しました。9年前の初めて挑んだ都議選の時から、ずっとご支援を頂いている原千万年目黒区議と、その後援会の皆様がバス2台で成田山に初詣に行かれるとのこと。毎年の恒例行事になっていて、以前に私自身も参加したことがあります。しかし今日は国会の日程も入っていますので、お見送りと称し、出発前に2台のバスに順番に乗り込ませて頂き、即席の3分国政報告。駅頭とは違い、暖房のきいたバスの中で、しかも皆さん熱心に聞いて下さるのですから、本当に有難いことです。15:15
2002年1月23日
手塚の独り言
加藤紘一自民党元幹事長の事務所長の巨額脱税事件をきっかけに、再び「あっせん利得処罰罪」の在り方が問われています。一昨年の臨時国会での議論は、この法の適用の範囲を私設秘書まで拡大するべきと主張する民主党ら野党に対し、自民党ら与党は公設秘書に限定して、数の力で押し切ったのです。そして今回の一件。やっぱり私設秘書もということになってきています。ちなみに手塚事務所は現在、公設3名の他、私設秘書は7名。彼らのあっせん利得や口利きとはまるで無縁な仕事ぶりは、このHPの秘書日記をご笑読下さい。18:25
2002年1月22日
手塚の独り言
私が所属する議院運営委員会、通称「議運」について。国会日程、各会派の質問時間、各法案の取り扱いなど、国会のすべての舞台がこの議運で決定されています。その議運の委員長が、この通常国会から自民党内の人事で代わりました。聞いてビックリ、あの田中真紀子外相の天敵で、アフガン復興会議でNGOをしめ出したとの噂の鈴木宗男氏。就任の挨拶では「不束者で、大変気の小さい私ですので、ご指導、ご協力を」と、一同大爆笑でした。とにかく、公正・公平な議会運営を期待したいものです。16:35