月別アーカイブ: 2008年3月
2008年3月30日
手塚の独り言
いよいよ年度末を迎え、ガソリン代の暫定税率分の約25円の値下がりが決定的になってきました。混乱を避けるため、一部には民主党に物分かりの良さを求める世論や報道がありますが、私は辛抱のしどころだと思っています。民主党の粘り強い調査で明らかになったデータを紹介しましょう。国会公務員の再就職先となった特殊法人や独立行政法人に、国が昨年度、事業の発注や補助金交付などで支出した金額の総計は、実に12兆6047億円。再就職先となった法人は全部で4696。天下りの官僚1人当たり約4億円の支出ということになります。しかも発注された事業のうち98.3%が競争のない随意契約。残念ながら、これがこの国のカタチです。約2兆6千億円の暫定税率分の悲鳴よりも、余程深刻な、天下り官僚天国だと思います。ブレずに新年度を迎えましょう。14:10
2008年3月28日
手塚の独り言
昨日の福田総理の緊急記者会見についてです。まず、来年度から道路特定財源を一般財源化するとのこと。自民党内の道路族議員の抵抗が憂慮されますが、率直に評価したいと思います。ただ、暫定税率分は今後検討するとの曖昧な提案で、民主党が求める暫定税率の即時撤廃については応じられないと。それでは話になりません。何のための会見だったのでしょうか。小泉元総理の「国民に聞いてみたい」と訴えたあの歴史的な会見を意識したのかもしれませんが、解散する気概もなく、捨て身とは言い難い会見では、民主党も微動だにしませんし、国民世論が動くこともないはず。むしろガソリン税の問題が、まだ参院で本格的に審議されていない段階で、衆院での再議決をほのめかすこと自体が、極めて不見識だと指摘したいと思います。こりゃ、長くはないですね。見事に桜は満開ですが…。15:20
2008年3月26日
手塚の独り言
昨日と今日は、スーパー桃太郎ポスティング大会を開催しています。これまでも紹介しているこの企画は、選挙区内の住宅地をマイクを持って徒歩で遊説しながら、その周辺地域のお宅に私のビラを投函して回る活動。なぜ今回はスーパーなのかは、集ってくれている弁士が凄いんです。国会で活躍している民主党の仲間たちが、注目選挙区で戦う手塚を助けに行こうと声を掛け合ってくれて実現しました。昨日は二子玉川駅頭で1時間の演説後に、用賀駅に向かって松本剛明、馬淵澄夫両代議士と蓮舫さんが二手に分かれて大行進。用賀駅で合流して再び演説。今日も三軒茶屋の栄通りから学芸大学駅へ同じように行進し、駅頭では演説。浪人生には贅沢過ぎる活動ですが、ただただ仲間の友情に感謝です。来週も水・木の2日間。こちらは野田佳彦御大も登場予定です。10:55
2008年3月24日
手塚の独り言
「まいど、おおきにぃ!」と優勝インタビューを締めた朝青龍劇場。雪辱の場面はいつも劇的です。昨日に続き、私の雪辱の時を待たずに社会に巣立つ事務所の学生スタッフを紹介しましょう。稲葉由貴子さんは「衆院選では小泉さんの自民党に入れちゃいましたぁ」とあっけらかんとした今どきの女子大生でしたが、事務所では公民権運動にも携わることに。この春からは今どきのOLになるとのこと。最後に貢献度ナンバー1の大平順君。これで「オオダイラ・スナオ」と読むのも驚きですが、選挙区内にある駒大に通いながら、朝夕の駅頭演説の準備とビラの印刷を一手に引き受けてくれていました。奇跡の就職活動で大手企業に入社しますが、ゆっくり喋る訓練を積み重ね、いずれ自らの道を拓いてもらいたいと思っています。旅立ちの春。私にとっての冬の時代を支えてくれた雨の日の友の成功を祈ります。17:20
2008年3月23日
手塚の独り言
桜も開花し、春本番。学生スタッフを抱える手塚事務所では巣立ちの季節でもあります。昨夜は、学生サークルでいうところの「追いコン」が盛大に開催されました。慶大卒業後に早大大学院に通っていた井桁永介君は、2度の総選挙に関わってくれただけでなく、昨夏の参院選でも一緒に全国を飛び回ってくれました。某民放の記者として遠くない将来に取材に来てくれることでしょう。野田佳彦代議士の事務所と兼務だった田浦貴明君は、多くの問題を抱える海上自衛隊の幹部候補生に。今後も仕事を手伝ってもらうことはないと思いますが、品行方正な遊び仲間としての付き合いが続きそうです。もう1人記者になるのは福岡由梨さん。彼女はインターン生を事務所に送り込むサークルのスタッフ出身でした。持ち前の色気を前面に立派な女性記者として活躍してくれることでしょう。明日、もう2人紹介します。17:35
2008年3月21日
手塚の独り言
冷たい雨が降り続いた春分の日に、プロ野球のパ・リーグが開幕。雨で中止かと心配しましたが、3試合ともドーム球場で問題なし。戦力が拮抗し混戦ムードのパ・リーグですが、私の優勝予想は、先発投手陣がしっかり揃う千葉ロッテ。一方、来週末に開幕するセ・リーグは、他球団からお金の力で首位打者と最多勝投手と抑え投手を獲得した金満球団が、ぶっ千切りの優勝候補のようですが、そこは今年も愛する阪神タイガースに夢を託します。注目はFAで入団した新井貴浩選手。五輪予選で全日本の4番を任された勝負強さに期待大です。また明日から、春の選抜高校野球大会も改装された甲子園球場で開幕します。待ちに待った球春到来。私が声援を送るのは、1999年以来の優勝を目指す沖縄尚学。当時のエースが監督だそうです。今日は政治家のHPとは思えない書き込みですいません。23:50
2008年3月19日
手塚の独り言
週刊誌メディアのオピニオンリーダー的存在である、週刊文春と週刊新潮のライバル両誌の巻頭特集がはかったように揃っています。文春が「福田政権は脳死状態でニッポンは全身マヒ」で、新潮が「もはや脳死状態という福田内閣総辞職のタイミング」。いくら辛辣な週刊誌とはいえ「脳死状態」との表現はそう使われるものではありません。政権が末期症状に陥ったことは間違いなさそうです。日銀総裁の件でも、どうしても民主党が政局的に反対のための反対をしていると世論にアピールしたいのか、あるいは相手の気持ちが理解出来ない究極のKYなのか、同意されなかった武藤氏と同じ経歴をもつ元大蔵事務次官を提案。もちろん参院は不同意。武藤氏の時より確信をもって不同意とした印象です。このスパイラルを止めるのは、総辞職ではなく国会解散です。15:05
2008年3月18日
手塚の独り言
米国発の金融危機で、日本でも株価の下落と円の高騰が止まりません。先行きが不透明な中、日本経済の舵取り役でもある日銀総裁の人事が暗礁にに乗り上げてしまっています。両院の同意が前提である以上、いつものように数の力では押し切れるわけもなく、民主党も賛同出来る人を提案するのが政府の責任だと発信して来ました。人事は理屈ではありません。同時に賛成であれ反対であれ、どんな理屈でも立つのが人事。ガソリン税の暫定税率撤廃を勝ち取ろうとする民主党の総合的な政局論が渦巻いているとはいえ、次にどんな名前が出てきても反対しづらい空気の中で、福田政権からの打診は福井総裁か武藤副総裁の留任。これでは拳が下ろせるはずもありません。これぞKY政権の極み。いっそ誰かのように「国民に聞いてみたい」と開き直ったらいかがでしょうか? 7:20
2008年3月16日
手塚の独り言
久しぶりに都議会に注目が集まっています。石原慎太郎都知事の選挙公約で設立された「石原銀行」こと新銀行東京。その経営悪化にともない、都が400億円の追加出資をしようと提案したことで、予算委員会が紛糾したとの報道でした。都議会民主党の主流派でも予算委員会の委員でもない伊藤悠君も、ねじり鉢巻きで都庁に出張り、情報収集に躍起の様子。一方、来夏の都議選に向け充電中の関口太一君も、強い憤りを感じているようで、一緒に駅頭に立ち、話題がこの問題に及ぶとなかなかマイクが戻って来ません。誰が見ても再生される見通しのない銀行に、生命維持装置として都民の税金を注入する石原知事。責任転嫁ばかりではなく、幕引きのリーダーシップを発揮して頂きたいものです。こんな予算案に賛成する都議の顔を、是非とも来年の夏まで覚えておいて下さい。13:25
2008年3月14日
手塚の独り言
日銀の総裁人事について。昨日、衆院では同意されたものの、参院ではすでに武藤敏郎氏らは不同意となっていて、結論は週明けへと持ち越しとなりました。人事案を「政争の具」とか、不同意としたことを「党利党略」だと与党から批判が出ているようですが、一般の法案と違い衆院で再可決出来ないルールである以上、野党が同意出来る人材を提案してくるのが政権の責任です。同じ人での再提案など言語道断。ガソリン税をめぐる攻防同様、何かと我慢比べとなる政局ですが、参院での数の優位で、最後には結論を導けることはこれまでと明らかに違う環境でもあります。民主党の仲間たちには、ブレずに毅然と対峙し、一気に国会を解散へと追い込む気概を見せてもらいたいと思っています。9:55