なぜか時の経過を早く感じる師走12月。早いもので、3週間後には元旦を迎えます。それにしても、不安定な歳末になってしまいました。バブル経済が崩壊した時よりも早いスピードで企業のリストラが進んでいます。特に製造業での派遣労働者などを解雇する動きは深刻で、一夜にして職と住まいを失う人も続出。弱い立場の非正社員が経営再建の調整弁として使い回される社会は健全ではありません。雇用が崩壊していくこの危機こそ、本来は政治の出番のはず。即効性のある対策が求められる中、先送りの連発。さらには、造反・新党結成・政界再編などの活字が空虚に紙面を踊る今日この頃。その目的が国民生活でなく、あくまでも保身であることを国民に見透かされていることに、どうして気付かないのでしょうか? このツケの精算は下野しかないでしょう。11:30