先週末、臨時国会の重要法案と位置付けられていた、補給支援特措法と金融機能強化法が、与党が衆院で持つ数の力で再可決。しかし、与党の立場に立てば、何とも頼りになる3分の2です。国会を解散するということは、仮に政権を維持できたとしても、この3分の2を失うことだけは確かですから、総理の躊躇もうなずけないわけではありません。ただ、今の混迷の背景は、やはり麻生総理の最初のためらいが原因だったはず。このところの忘年会でしきりに話題になるのは、どこで総理がぶち切れるかという話。今や支持率も求心力も失い、与党に指示をしてもそっぽを向かれ、雑音だらけ。定額給付金の可決成立あたりまでが限界で、祖父の吉田茂元総理を見習っての「バカヤロー解散」が1月中にあるのでは、という話。浪人生の楽観は不変です(笑)。13:35