衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。
手塚の独り言
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2010年9月28日

「尖閣諸島は日本の領土であり、領土問題は存在しない」というのが、あくまでも日本政府の立場。しかしながら、中国も同様のことを言っているわけで、基本的に領土問題については棚上げし、日本が実効支配しつつ、対立を避けてきたというのが実情です。今回の尖閣諸島沖で起きた衝突事故について、日本の検察側が日中関係などを総合的に勘案し、逮捕した中国側の船長を処分保留のまま釈放したことについて、まさに百家争鳴の如く様々な意見が飛び交っています。「弱腰外交だ」とか「中国には妥協しちゃいけない」などなど、うなずけないものばかりではありませんが、では、どんな対応が良かったということについてはほとんど言及されていないのが気になるところです。両国間の摩擦はそれぞれの国内で政争の具になることはしばしばですが、長期間することがそれぞれの国益に反することだけは確かです。政権党の一員としての自覚を持って、冷静に事態を見守りたいと思っています。13:25

2010年9月25日

イチロー選手の10年連続200本安打。人類史上最高の安打製造機として人々の記憶に残るでしょうし、日本人として本当に誇りに思います。類い稀な身体能力だけではなく、日々の弛まない努力の成果であり、惜しみない拍手を送りたいですね。まだまだ通過点として、50歳までグランドに立ってもらいたいものです。国内では、横綱・白鵬が60連勝。子どもの頃、父親から伝説のように聞かされていた、双葉山の69連勝も視野に入ってきました。来場所のお楽しみになるでしょうか。この際、我が阪神タイガースについても一言。残り10試合となりましたが、全部勝てば文句なく5年ぶりのセ・リーグ制覇。私は奇跡を信じています。さて、現実の話。10月1日に臨時国会が召集される運びとなりました。今回の党役員人事で、国会対策の責任者の1人となり、ここ数日は息つく暇のない程でした。例えば、党所属衆院議員の所属委員会配置の調整や、政府が提案する法案の優先順位決めなど、今まではどこかで誰かがやっていた仕事の一端を担っています。政治家としては日の当たらない仕事ばかりですが、充実した日々に感謝の思いで一杯です。14:20

2010年9月22日

政権与党に身を置き、内閣改造などが行われる場面などは、仲間の誰が入閣するのか興味津々となるのはご理解頂けると思いますし、組閣の後も副大臣や大臣政務官の人事があります。当選3回を数える私自身もいわゆる適齢期に当たり、この3連休などはハイエナのような(失礼)政治部の記者たちから、引っきりなしに「何か辞令はありましたか?」と電話が鳴り続けました。実はすでに数日前、ある党幹部からポストの打診があり、自らの役回りの自覚はあったのですが、そこは取材に対して「いや、まったく」と、とぼけてきましたが、ようやく公表できる環境が整いました(笑)。菅政権を支える岡田克也幹事長。そして、幹事長から降格した形ながら引き続き党務全般を取り仕切る枝野幸男幹事長代理。私はこのラインのもと、新設された総括副幹事長に就任し、政府ではなく与党の中で汗をかくことになりました。特に国会対策が主な任務で、来月早々にも召集される臨時国会の準備で、就任早々東奔西走の日々がスタートしています。今朝も予定していた駅頭演説を延期せざるえない時間から国会に向かうことになります。6:55

2010年9月19日

岡田幹事長を任命した党役員人事に続いて、菅総理は内閣改造を断行。メディアがやたらと「脱小沢」人事と囃し立てますが、経験を積んだ実務型の政治家を要所に配置した新内閣との印象です。私が敬愛する野田佳彦財務相は留任。引き続き円高対策、デフレ脱却、景気対策、来年度予算編成などの重責を担います。また、予想通り蓮舫行政刷新担当大臣も留任しましたが、今度は事業仕分けだけでなく、公務員制度改革も担当することになりました。その蓮舫さん、今日は15周年を迎えた目黒の「さんま祭り」に登場。去年までは気楽に地元のイベントにお付き合い頂いてましたが、今年からは警護のSPが脇を固めます。日頃のダークスーツでは場違いだと配慮されたのか、カジュアルなジャケットを着た頑強な2人のSPでしたが、その似合わないこと(笑)。失礼。いずれにしても、宮城県の気仙沼から届いた秋の味覚を、今年も蓮舫さんと一緒に美味しく堪能させて頂きました。ようやく秋ですね。17:45

2010年9月17日

苦虫を噛み潰したような岡田克也外相。岡田さんのこんな表情をこれまでも何度か見た経験があります。首相がコロコロ変わるべきではない。国際的に日本の顔である外相もしかり。私の知る限り、次世代の日本のリーダーという自覚を持って、総理になる準備を最も重ねてきた人物だと断言できます。昨日、民主党の幹事長就任を要請され、険しい表情ながら「天命でしょう」と。初めて党内の選挙で苦杯を舐めた小沢一郎氏とその陣営との軋轢。さらには衆・参国会のねじれ。まさに内憂外患で、政権党にとってこれ以上ない難しい運営が予測される中、幹事長の任に当たれるのは自分しかいないとの自負も、岡田さんの表情から読み取れました。自らを補佐する幹事長代理に枝野幸男現幹事長を指名。政界の常識でもあり得ない人事ですが、きっと枝野さん自身も意気に感じているはず。最強の布陣で荒波に臨んでいくことになりました。そして今日、菅総理は内閣改造を行い、新たな布陣で再出発。私自身はどんな役割を求められるか皆目見当もつきませんが、野田佳彦、蓮舫両大臣の再任のお祝いはできそうです。7:05

2010年9月15日

昨日の代表選では、菅直人総理が予想以上の大差で小沢一郎氏を退け、引き続き政権を担当することになりました。もとより同じ党内の選挙ですから、それほど政策的な差異があるはずもないのに、これほど熾烈な戦いとなったのは、昨年政権を獲得した民主党の2大潮流の激突であり、両巨頭のそれぞれ30年以上の政治活動の集大成という位置付けとなって、政治生命のすべてをかけた戦いと映ったからでしょう。党員・サポーターらの一般投票は、ほぼ国民世論の支持通りの決着でしたが、国会議員票でも我が陣営が6票上回ったことが、この選挙の勝利の意味を大きくしたことは間違いありません。しかし、これでノーサイド。ねじれ国会を乗り切っていかねばならない中、党内がねじれていては政権党としての責任を果たせません。まずは挙党態勢の構築が最優先でしょう。はからずも、昨日は私の44歳の誕生日と重なりました。野田佳彦氏を囲むグループの祝勝会では、急遽ケーキでお祝いして頂くサプライズ。また、すぐに返信をしきれないほど多くの皆様から、ダブルのお祝いメールを頂きました。有難うございました。生涯忘れることのないであろう誕生日となりました。9:20

2010年9月13日

この独り言を書く寸暇もないほど濃密な2週間を送りました。午前中には携帯電話の電池が切れてしまい、普通の時間に食事を取ることもままならず、夜の酒量も減り、思わぬダイエット期間にもなりました(笑)。明日、決着を迎える民主党代表選。すでに党員・サポーターなどの一般投票は締め切られ、410人の党所属国会議員についても、それぞれ約190人が、菅、小沢両候補への支持を表明し、残り約30人程度の争奪戦の様相です。ただ、選挙告示当初は、国会議員については小沢陣営優勢との報道でしたが、ここで五分五分の情勢に持ち込めたことで、雌雄を決するのは、すでに開票センターに届いているであろう党員・サポーターらの一般投票次第と言っても過言ではありません。国民世論と比例する投票行動が取られているとするならば、菅陣営が圧倒的に有利だと思いますが、そこは選挙。最後まで何が起こるかわかりません。43歳最後の1日をまっとうしたいと思います。10:25

2010年9月9日

今から約10年前、衆院議員に初当選して間もない頃、ある先輩から言われ、私自身ずっと肝に銘じていることがあります。それは「政治家として、いかなる時も、頼まれる側ではなく、頼む側になれ」ということ。自らの選挙となれば、ずっと有権者に支持をお願いし続けるのが政治家の生業。ただ、今回の代表選のような場合は、党内でも支持をお願いする側と、お願いされる側に二分されるのが常です。私は言い付けを守り、日頃から政治活動を共にする、野田佳彦氏や蓮舫さんらと共に、旗幟を鮮明にし、いち早く菅直人総理の再選を支持し、それぞれの役割で選挙活動に全力投球しています。自治体議員や党員・サポーターの郵送による投票が11日必着で締め切られることもあり、選挙終盤のターゲットは、頼まれる側の国会議員に移っています。自らの態度を表明できない議員には、その人の性格によるところから、支援団体への気遣い、あるいは所属グループのしがらみなど、様々な理由があるようですが、総理からの直電や閣僚の個別訪問など、陣営としてもできる限りの仕掛けを準備したいと思っています。確かな手応えを感じつつ、天下分け目の代表選も佳境を迎えます。9:40

2010年9月6日

菅内閣の支持率が急上昇。この週末に行われた各メディアの世論調査で、軒並み10%以上支持率が上昇し、5割を超え、参院選前の水準に戻っています。再選を期す菅陣営としても、正直これはびっくりの数字。何せ、代表選でメディアジャックが続いているとはいえ、具体的に何か政策を実現したとか、外交で成果をあげたわけでもなく、世調結果としては極めて異例のことと言えるでしょう。同時にどちらが総理にふさわしいかという問いでも、概ね菅直人候補約65%、小沢一郎候補約15%と圧倒。各メディアから陣営としての感想を求められ、広報を担当する立場から、私が「絶対に総理を変えてくれるなという国民の強い意志と受け止めている」とブリーフ。代表選では、菅・小沢両陣営が獲得しそうな国会議員票が拮抗しているとの報道ですが、決して世論と乖離した選挙結果を出すわけにはいかないと、陣営としても益々士気が上がりつつあります。19:20

2010年9月4日

7〜8月の平均気温が観測史上最も高かったとの報道でしたが、記録に残る暑かった夏の締めくくりは、間違いなく日本政治の記憶に残るであろう民主党代表選挙。8年ぶりに一般党員やサポーターにも投票権が付与され、初めて自らの1票で総理を選べる選挙ということもあって、日ごとヒートアップしているとの印象です。野党時代の代表選とは確かに違い、メディア報道も一層過熱気味で、菅直人陣営でメディア対応や広報を担当している私にも常にカメラが向けられています。明日はこの数日間密着取材を受けていた番組が一斉に放映されます。朝はフジテレビの「新報道2001」、昼はテレビ朝日の「サンデースクランブル」、夕方は日本テレビの「バンキシャ」です。代表選の舞台裏と私の仕事ぶりを是非ご覧下さい。17:05

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