月別アーカイブ: 2012年7月
2012年7月28日
手塚の独り言
今週は、参院予算委員会をはじめ社保税の特別委員会などに朝9時から野田総理が出席することの多かった1週間。委員会が始まる前に総理の答弁調整の勉強会があり、私も朝6時台に総理公邸に入る日々でした。蓄積した寝不足も何のその、むしろ早起き習慣のお陰さまと言うべきか、日本時間の今朝開幕したロンドン五輪の開会式をテレビでじっくり見ることができました。だいぶ年を取った元ビートルズの「HEY JUDE」も一緒に歌ってました(笑)。ところで、最初に金メダルを取った日本人選手に、総理からのメッセージを送る慣例があり、今回は誰になるのかと思いつつ、この独り言のバックナンバーで、前回(北京)と前々回(アテネ)五輪の時の書き込みをチェックしてみると、いずれも谷亮子選手(議員)が銅と金を最初に取っていました。柔ちゃんも、まさか国会議員となり、ましてや離党まで経験して、今回の五輪を迎えるとは思っていなかったことでしょう。生活や経済が国境を越える時代に、なぜ国ごとの熱狂かとためらいを覚える部分もないわけではありませんが、領土問題などで刺激し合うよりも、よほど健全なナショナリズムを謳歌する五輪になるといいですね。頑張れ、ニッポン! 17:20
2012年7月23日
手塚の独り言
昨日は、早稲田大学出身の7人目の内閣総理大臣として、野田総理が母校の大隈講堂で講演を行い、懸案の社会保障と税の一体改革の法案成立に向けての決意や、日本の新たな成長戦略について熱く語る機会となりました。弁論部出身の私にとっては、おそらく総理以上に思い出の多い大隈講堂に同行し、約1400人の現役学生を前に、政治家を志した経緯や、今もなお政治改革家として「決める政治」の最前線に立つ覚悟を訴える総理を、眩しくもまた誇らしくも感じた次第です。伝統ある母校の大隈講堂の舞台に立ち、講演の最後には参加者全員で校歌「都の西北」を斉唱し、現役応援団員から「フレ〜、フレ〜、野田!」と熱いエールで送り出してもらい、総理もさぞ感激した様子でした。週末はこれ以上ないホームでの講演となりましたが、今週も明日の参院予算委員会をはじめ、社会保障と税の一体改革の特別委員会に2回ほど終日出席予定で、数で劣る参院の厳しいアウェイ感を感じる長い1週間となりそうな予感です。15:10
2012年7月20日
手塚の独り言
消費増税反対、原発再稼働反対、さらには尖閣の国有化問題などで政府の対応を批判し、今週も民主党から数名の離党者を出してしまいました。これから1年の間に衆・参それぞれの選挙があることで、自らの立場を考えた上での生き残り作戦との報道に信憑性があるようにも感じますが、個々のコメントは控えることにしましょう。国論を二分するような課題であっても「決める政治」を推し進める野田総理が、今の自らの心境を吐露するような国会答弁があり、傍にいる私の胸にも響きましたので紹介したいと思います。総理が引用したのは、J・F・ケネディ元大統領の実弟であり、自身も大統領予備選の最中に暗殺されたロバート・ケネディ氏の「幻想なき理想主義」という言葉でした。「理想だけを追いかけていては、政策遂行できない。現実だけを追いかけていたのでは政治に涙、ロマンがない」と。掲げた理想について、きちんと現実と向き合い、どう実行していくかが政治の要諦であることは言うまでもありません。野田総理は明後日、あのケネディ氏も講演したこともある、母校の早稲田大学大隈講堂を訪れて、記念講演をする予定になっています。14:30
2012年7月17日
手塚の独り言
九州地方では深刻な豪雨災害に見舞われ、関東地方は梅雨明けを思わせる猛暑となった3連休。私は地元の支援組織や手塚事務所恒例の暑気払い、後輩都議の結婚披露宴、さらには野田総理が生出演したフジテレビに同行したりとそれなりに慌ただしい3日間でした。それでも、日頃から蓄積した寝不足はだいぶ解消できた気がしています。さて、久しぶりに大好きな野球ネタを少々。プロ野球は強すぎる巨人と弱すぎる我が阪神に、オールスター戦を前に早くも関心がなくなりつつありますが、夏の甲子園を目指す高校野球の地区予選からは目が離せません。我が母校の早大本庄は今年も2回戦で、野球少年時代の憧れだった早実も都立高校に敗れ短い夏を終えました。注目すべきは、野田総理の母校の県立船橋で、スポーツでは千葉県内でも有力な市立船橋との船橋対決を制し4回戦へ。顔にも出しませんが、総理もきっと気にかけてるはずです。スポーツといえば、ロンドン五輪が今月27日に開幕します。4年に1度のスポーツの祭典を楽しみたいところですが、そんな余裕はないかな…? と、書いていたら、列島一気に梅雨明け宣言。夏本番を迎えました。皆様も熱中症にはお気をつけ下さい。11:20
2012年7月12日
手塚の独り言
昨日、シンシンの赤ちゃんパンダが死んでしまったとの発表がありました。とても残念です。また、夕方には「国民の生活が第一」との党名の新党が旗揚げされました。反消費税、反原発を訴えていくとのことで、特に感想はありません。何より驚いたのは、この新党が連携を模索したいとされる「大阪維新の会」の橋下徹大阪市長の豹変でした。これまでは、消費増税や原発再稼働などについて、繰り返し野田政権を批判されていましたので、突如「やっぱり、野田総理は凄いですよ。着実に一歩一歩、決める政治を実行されている」と、べた褒めされ、有難いことではありますが、少々面食ってしまいました。発言の真意はわかりませんが、新党結成のタイミングに合わせて発信されているあたりは、橋下市長ならではのメッセージが含まれているのかもしれません。国会では、論戦の舞台を参院に移し、社会保障と税の一体改革の議論が再び始まっています。決して後退しない、決める政治をけれんみなく進めていくのみです。7:30
2012年7月8日
手塚の独り言
小沢新党結成に向け、大量の離党者を出してしまった民主党。衆院での単独過半数や、参院での比較第1党維持も政治的には大きな意味があり、衆院での採決のタイミングから、その後の党の処分提示や新会派結成までは、水面下の激しい攻防や様々な人間ドラマがありました。今の段階で小沢新党に加わる人の数は約50名。公明党を超え堂々の第3党となりますから、今後の政局でも大きな影響力を発揮することでしょう。しかし、振り返って思い出すのは、一昨年秋の民主党代表選。現職総理だった菅直人氏対小沢一郎氏の一騎討ち。私は、当時財務相で動きずらかった野田佳彦氏の代貸しとして菅選対事務局の中心を担っていました。結果は党員やサポーター票で凌駕した菅氏の圧勝でしたが、約400名の議員投票では、それぞれ約200票の凄まじいほど互角な戦いでした。あれから2年弱。大震災もあり、菅政権が崩壊し野田政権が発足。小沢氏にとっては強制起訴や一審無罪など、政局的要因も数々ありました。正直な感想をいえば、よくぞここまで数が減ったなと思います。これ以上は書けません。ピンチをチャンスに変えるべく、野田代表を先頭に党の立て直しに全力を尽くしたいと思います。12:00
2012年7月3日
手塚の独り言
気づけば激動の2012年も後半戦に。下半期最初のニュースは、昨日の小沢一郎氏を含む衆・参議院議員50人の離党騒動でした。小沢氏は、1993年の自民党離党以来、2003年の自由党と民主党の合併まで、過去4回に渡って新党結成や解党、合併などを繰り返してきましたから、「民主党分裂」などという物騒な新聞の見出しにも、「折り込み済みでしょ」とひとりごちているところです(笑)。新党の国民的期待値や同調者の足並みの乱れについてはコメントを控えますが、掲げる大義が「反消費税」のみならず「反原発」ならば、ポピュリズムの匂いがプンプンしますし、国論を二分するテーマであっても、一つ一つ乗り越えて行こうとする野田総理の政治姿勢と逆行することは確かです。先ほど、野田総理の主導で党としての厳正な処分も発表し、けじめをつけさせて頂きました。この騒動が1日も収束し、落ち着いた政治を実行できる下半期を期待したいものです。18:00