衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。
手塚の独り言
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2012年3月26日

週末に都内で講演した野田総理は「ここで決断し政治を前進させることができなければ、野田内閣の存在意義はない。不退転の決意で、政治生命を懸け、命を懸けて、法案成立に向けて頑張りたい」と力強く語りました。総理の念頭にあったのは、言うまでもなく社会保障と税の一体改革について、連日連夜と続く党内議論の行方でしょう。年度内に法案を国会提出するという公約もあって、カレンダーでは今週一杯がリミットとなります。メディアが報じるのは、相変わらずの党内抗争。小沢一郎氏を軸とした政局的な視点では対立を煽ってくれていますが、実際に現場では、それぞれの議員が国民の皆様に新たな負担をお願いするにあたっての、極めて真面目な政策論が展開されています。本当です。一方で国民は、これまで政権党として時より頼りない面のあった民主党が、野田総理のもとに大事なことをしっかり決めきれるのかと、そこはかなりシビアに注目しているように感じています。今晩から総理は1泊で、核セキュリティサミット出席のためソウルに旅立ちます。留守を守りつつ、そろそろ政権党の責任ある結論を導きたいと思っています。16:10

2012年3月21日

自宅周辺を流れる目黒川沿いの桜の蕾も少しずつピンクに色付いてきました。去年は震災直後ということで控えられたライトアップも、今年は例年通りの準備が進んでいるようです。さて、待ちに待った球春到来。本日、春の選抜高校野球大会が開幕しました。毎年同じようなことを書いてる気がしますが、甲子園球場に響きわたるサイレンと金属バットの打球音に春の訪れを実感します。去年の夏の甲子園で準優勝した青森の光星学院、3年前の春に優勝を逃した岩手の花巻東、さらには福島からの常連の聖光学院に東北の復興の象徴となる、春・夏通じて初の東北勢の優勝を期待しています。気分が晴れる話題をもう一つ。このところ実施されたメディア各社の世論調査で、野田内閣の支持率が上昇傾向に転じています。基本的には、謙虚に受け止めつつも一喜一憂しないという立場ですが、昨秋の政権発足以降ずっと下落傾向が続いていましたので、嬉しくないといえば嘘になります。支持する理由について、「総理の人柄が信頼できる」という答えがとても多いことを励みに、一層の上昇を目指して頑張りたいと思います。11:30

2012年3月18日

月曜日は休みを取り、春の4連休となっている方も多いかもしれません。野田総理も昨日は久しぶりの完オフでゆっくりされたはず。私もほぼ同じ状況でいましたが、NHKが朝から「岡田副総理が自民党に大連立を打診していた」と報道し、その直後から携帯が休日ではなくなりました(笑)。ねじれ国会の中、与野党が対立する現状、副総理として頻繁に与野党の幹部を訪ね、小異を捨て国家国民のために大同につき、政治を前に進めようと努力を重ねてくれています。情報を提供した政治家も、このタイミング報道したNHKの意図も不明ですが、情けないのはその報道を闇雲に追いかけるメディア各社の姿。さぁ大変だと我々を取材し、1人でも「そんなこともあったかも」と答えれば、裏が取れたと報じる構図。情報を見極め、岡田副総理の社交辞令のようなものと、泰然と取り上げない新聞やテレビがあっても良さそうなのに、気持ち悪いぐらいの右にならえ。今さら私がメディア批判を展開しても詮のないことですが、郵政民営化だ、政権交代だ、それでもダメなら、次は大阪維新だと、無責任に煽動する姿に危機感を感じる昨今でもあります。休日に少し辛口の独り言になりました。12:50

2012年3月15日

三寒四温の季節。今日は少し暖かくなりそうで嬉しいです。さて、今朝はある著名なジャーナリストを中心に約30年も続いている「永田町社稷会」という朝食会で講師を務めました。社稷(シャショク)という字を辞書で引いてみると、国家や朝廷という意味があるようですが、各党の政治家や事業家などが100名以上集まる会で、慎重に言葉を選びつつ、野田政権誕生の秘話から、補佐官としての私の役割、難局の続く今後の展望などについてお話をさせて頂きました。ところで昨日から、野田内閣が年度内の法案提出を目指す、社会保障と税の一体改革関連法案について、民主党内の事前審査を行う合同会議が始まりました。小沢一郎氏の周辺議員を中心に反対論が会を席巻したと、メディアは一斉に党内の対立を煽ってくれています。政権の命運を握るテーマだけに、党内、野党、国民世論など様々なハードルが待ち受けているでしょうが、野田総理は奇策などまったく持ち合わせていません。文字通り、ブレずに一体改革の重要性と、待ったなしの現状を、誠実に説いていく他、打開策はないはずです。私も黒子に徹し、頑張ります。11:20

2012年3月9日

昨日、総額約90兆円の新年度予算案が衆院で可決されました。週明けから論戦の場は参院へと移ることになりますが、憲法上の規定で、予算案は衆院通過の30日後にあたる4月6日に自然成立となります。引き続き、年度内成立に全力を尽くすことは言うまでもありません。さて、今日はとても悲しい別れがありました。旧社会党で世田谷区議や都議を務めた岸本千代子先生が92歳で永眠。大往生でしょう。1996年、目黒区選出の都議だった私が、世田谷区も含む衆院東京5区に鞍替え出馬した際に、ご縁があってご支援頂きました。それ以来、私にとっては最も口うるさい祖母と孫のような関係でした。岸本先生に長く元気でいて頂きたいと「いつか、野田政権を作って、先生を総理官邸に招待する」という私の大法螺も、昨年末には現実となり、珍しく誉めて頂いたことが、最後のご恩返しになってしまいました。心よりご冥福をお祈りしたいと思います。合掌。ところで、今週末は震災から1年にあたる3月11日を迎えます。野田総理と共に追悼式典に出席し、参列者一同で黙祷を捧げる予定です。野田政権に与えられた歴史的使命と共に、長く険しい復興への道のりを改めて感じる日になりそうです。16:00

2012年3月6日

ロシア大統領選では、約64%という圧倒的な得票率でプーチン氏が当選。想定されていた結果以上に、群衆の前で見せたプーチン氏の想定外の涙がとても印象的でもありました。2000年より2期8年大統領を務めた後、4年間は首相に。そして任期が6年に延長された大統領に返り咲き、権力の中心に足掛け20年も君臨することになるわけで、その強固な政治的背景に興味を抱かざるをえません。ロシアが抱えていた1990年代の経済混乱を収束させ、国民の生活水準を向上させた手腕への評価が一般的ではありますが、何よりも主要メディアを押さえていることが大きいように感じます。日頃、メディア報道に右往左往、一喜一憂してしまう当方とはあまりに対照的ではありますが、両国間にある北方領土問題について、柔道家らしく外務省には「はじめ」の号令を発し、交渉の落としどころについては「引き分け」との柔道用語を用いた会見をしたとのことですから、やはり好機到来と捉えるべきなのでしょう。自ら「寝技が苦手」と言う、こちらの黒帯の交渉力にも期待したいと思います。14:10

2012年3月1日

昨日の大雪が嘘のように、カレンダーがめくられると同時に春の息吹を感じられる陽気になりました。珍しく議論が噛み合った昨日の党首討論や、野田総理と谷垣総裁の密会騒動ばかりに報道が集中していますが、昨日はこの間の懸案であった国家公務員の給与を来年度から2年間、人事院勧告も含め平均7.8%削減する給与削減特例法が成立しました。また、総理の30%をはじめ、閣僚と副大臣は20%、我々補佐官や大臣政務官は10%削減することも盛り込まれています。これによって2年間の人件費削減で捻出される金額は約6000億円にのぼり、震災の復興費に充てることになっています。国会のねじれもあり、与野党が合意をしないと政治がなかなか前に進まない現状、粘り強く協議を重ね、ようやく成果を出せたことに大きな意味があると思います。次は、党首討論で自民党の谷垣総裁と問題意識を共有できた1票の格差是正と、公明党の山口代表からの提案に総理が賛意を示した議員歳費の削減についてても、1日も早く合意形成ができることを期待したいと思います。弥生という響きだけで、気持ちも前向きになってきます。13:50

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