衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。
手塚の独り言
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2009年7月30日

明日、自民党のマニフェストも発表されるとのこと。具体的な政策以上に、まずは徹底的に行政のムダを削り財源を確保しようという民主党と、経済が好転したら消費税増税で税収アップをという自民党との違いは明確なようです。そこで、もう少し踏み込んだ財源論というより、どうやってムダを探すかの技術論を説明したいと思います。民主党政権で徹底して行おうと考えているのは「事業仕分け」。これは政治家や専門家が行政の担当者と事業の必要性を一つずつ議論し、その採否を判定していく手法です。これまでも省庁や多くの自治体で試行されてきましたが、過去の実施例から導かれた法則は「総予算額の14?15%は削れる」というもの。これらが、民主党のムダを削って財源を確保するという根拠になっているのです。実務をどれぐらいスムーズできるかなど、課題はたくさんあると思いますが、安易な増税や公債発行に頼らず、一度民主党に任せて頂きたいと思います。14:45

2009年7月28日

昨日、鳩山代表が記者会見を開き、総選挙のマニフェストを発表。主要政策の実行時期と予算額を示す「工程表」も明記されたものとなっています。具体的な政策については改めて解説させて頂くとして、しきりにいちゃもんがつく財源については、一般会計と特別会計の純計額約210兆円の中から70兆を対象に予算の「全面組み替え」を実行し、八ツ場、川辺川ダムの中止、天下り先の公益法人の廃止、補助金改革などで約9兆円のムダを省き、特別会計の「埋蔵金」を活用や、子ども手当導入に伴う所得税の控除見直しなどによる増税分を当てることとしています。確かに未知数な部分は残りますが、50年以上に渡って政権を握り、800兆円以上の財政構造赤字を膨らませた自民党政権に、今さら財源はどうなってるんだ突っ込まれる筋合いはないと思っています。政権交代を期待して頂いている多くの国民の皆様が抱く未知の不安を取り除くべく、真摯に説明していくのが我々の役割でしょう。13:40

2009年7月26日

解散後、初めて聞こえてきた麻生総理の声は「高齢者は働くことしか才能がない。80歳を過ぎてから遊びを覚えても遅い」との暴言。一体どんな文脈でこうした発言になるのか、私にはまったく理解できません。高齢者にすれば大きなお世話でしょう。一方、民主党の鳩山代表の発言には驚きました。この総選挙で政権交代が実現し総理に就任した場合、その任務を終えた後に迎える総選挙には出馬しないとのこと。見事に不退転の覚悟を示されました。さすが。その鳩山代表の側近秘書から今日電話があり、代表が応援にでも来てくれるのかと思いきや、この総選挙で代表は1度も自身の選挙区(北海道)には入れないとのことで、「悪いけど、何日か伊藤悠君を貸してくれない?」との要請。「こちらもそんな余裕はありません」と言いたいところでしたが、飲み込みました。伊藤君には意気に感じて北の大地で汗をかいてもらい、我々は北の味覚のお土産を期待することにしましょう(笑)。21:40

2009年7月24日

梅雨に逆戻りしてしまったような天候が続いてます。国土交通省が建設効果がコストに見合わないとの理由で、工事を凍結していた国道18路線のうち17路線で工事が再開されることになったとの報道がありました。一応、同省の有職者会議が再開妥当と判断したことになっていますが、総選挙を控えてこのタイミングですから、公共事業を引っ張りたい与党の道路族議員の影響を受けているとしか映りません。民主党が一貫して示しているのは「コンクリートからヒトへ」の政策哲学です。政権交代で再びこの工事を凍結させるべきですし、土建国家からの脱却が大きな目標となります。医療、年金、介護、子育て支援、教育。ヒトに対する手厚い予算配分を具体的に示したマニフェストもまもなく正式に発表されます。ご注目下さい。週末は、日曜の朝のTBS「サンデーモーニング」を是非ご覧下さい。15:00

2009年7月21日

午後1時からの衆院本会議で国会が解散されました。4年前に議場で「万歳!」をした瞬間を思い出しましたが、やはりこの長かった4年の日々の一瞬一瞬が胸に去来します。都議選以降、自民党内の権力闘争を嘲笑うように、週刊誌が総選挙の獲得議席予測し、新聞が驚愕の支持率を報じ、もはや政権前夜の様相といってもいいでしょう。ただ私は、決して楽観主義は許されないと思っています。まず、移ろいでバランス感覚に富んだ世論の揺り戻しも多少はあるはずです。何よりも、長期政権と寄り添いながら既得権益を守ってきた天下り先や、特定の利権集団が血眼になって最後の抵抗をはかってくることうけあいです。政権交代に抵抗する勢力に抵抗する方法はたった一つ。まず我々が謙虚になって、新しい政権を切望する国民と一体になるしかありません。感謝の気持ちを胸に刻み、政治的一大事業の結実の一翼を担う覚悟です。13:10

2009年7月18日

自民党は最後までドタバタでしたが、この3連休明けの21日、麻生総理の手によって国会が解散されることが決りました。「〇〇解散」とネーミングされるのも恒例のこと。歴史をひもとくと、麻生総理の祖父にあたる故吉田茂元総理の「バカヤロー解散」があまりに有名で、それに引っ掛けて「バカタロー解散」と週刊誌ならでは揶揄も。私が一番しっくりきているのは、東京新聞が命名した「そのまんま麻生解散」。いかがでしょう? ただ、将来的に振り返った時には「政権交代解散」と普通に呼ばれているかもしれませんね。ここで、嬉しい話を一つ。相変わらず注目選挙区の候補としてのメディア取材が引っきりなしですが、今日はフジの「スーパーニュース」の長野翼アナウンサーが来てくれました。あまたの女子アナで、私が最も会いたかった人。いつもとはちょっと違った緊張感のあるインタビューの放映は、来週以降でまだ未定とのことです。17:30

2009年7月16日

かぶとの緒を締めながら、関口太一君の当選報告を兼ねた駅頭演説を続行しています。世田谷区の都議選史上最高得票の関口君にとって、立ち続けた駅頭がまさに「男の花道」。本当に多くの方々から、飛ぶように声を掛けて頂けます。選挙期間さながらの演説には「もう、選挙終わったんでしょ?」(笑)。「1票入れました、おめでとう」との声には関口君が感激し握手。「次は手塚さんの番だね」の声には私が頭を垂れて握手。あらためて、継続してきた駅頭演説の効果を実感する瞬間でもあります。横綱相撲だった目黒の伊藤悠君には申し訳ないのですが、来週一杯ぐらい世田谷でこの熱い鉄を打つことにしたいと思います。ところで、私とまもなく一騎打ちとなる自民党の女性代議士は、麻生おろしにご熱心なようですが、彼女がテレビで発言する度に、バランスを取るように私にも取材が来るようです。明朝は、テレビ朝日の「スーパーモーニング」をご覧下さい。15:10

2009年7月14日

遂に麻生総理が解散を決断しました。というよりは、八方塞がりで追い詰められ、事実上の任期満了選挙を宣言したと解釈するべきでしょう。この宣言で、党内の麻生おろしを沈静化させ、来週21日にも国会解散。総選挙は8月18日公示、30日投票とのこと。ちなみに、8月に総選挙が行われるのは1902年(明治35年)まで歴史をひもとかなくてはなりません。20世紀の初頭、桂太郎内閣で行われた総選挙以来とのことですから、異常なほど総選挙を先送りしてきたことが改めて浮き彫りになりました。いずれにしても、4年間待ちに待った捲土重来を期す機会が定まったわけですから、そりゃ意気軒昂です。武者震いの様子は、今夕のTBS「THE・NEWS」でご覧下さい。関東地方も梅雨が明けました。「決着の夏」もいよいよ本番へ。11:55

2009年7月13日

今日は休刊日だったはずですが、ちゃんと新聞が届いています。報道する側の都合も変更するほど重要な都議選だったということでしょう。紙面を「民主圧勝」という見出しが踊っていますが、これまで想像したこともない大きな期待と具体的な数を与えて頂いたことになります。都議会第1党、自・公過半数割れという全体的な結果よりも、私の主戦場で、再選を期した目黒の伊藤悠君が37,430票、捲土重来を期した関口太一君が何と59,277票。今から16年前、私が日本新党ブームで都議会初当選した時が23,702票でしたから、この強風の威力はとてつもないものです。余裕の笑顔の伊藤君と、雪辱を果たした涙の関口君の表情は対照的でしたが、これで確かな両腕を得て自身の復活を期すことができます。たくさんの激励を頂いた支援者の皆様はもとより、心一つに戦ってくれたスタッフに感謝の気持ちで一杯です。「決着の夏」の第2章はすでに始まっています。9:05

2009年7月10日

総選挙で配布する自民党のマニフェストの表紙に麻生総理の顔写真が載らないことなったとの報道です。麻生総理自らの指示だそうで、今さら自身の不人気ぶりに気付いたと受け止めるよりは、都議選大敗後の退陣を予測する方が常識的でしょう。一寸先は闇。何が起こるかまったくわかりませんが、まずは目の前の都議選でラストスパート。今夕7時には、待ちに待った岡田克也幹事長が用賀駅前に応援に駆け付けて下さいます。さらに、最終日となる明日の夕刻7時のラスト演説には、私が敬愛する野田佳彦幹事長代理と蓮舫さんが桜新町駅前に。多くの仲間に恵まれ、本当に充実した戦いができています。目黒・世田谷で各候補を応援して回る私自身については、投票日(7/12)の夜10時、フジの「サキヨミ」が密着取材してくれています。開票速報をご覧になったあとにどうぞ。11:50

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