衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。
手塚の独り言
  • HOME »
  • 手塚の独り言 »
  • 月: <span>2011年1月</span>

月別アーカイブ: 2011年1月

2011年1月29日

昨日、与謝野馨大臣と予算委員会理事との顔合わせがあり、私にとっては与謝野氏と会話する初めての機会となりました。親と子ほどの年の差の私に、国会の歴史をはじめ、溢れる見識をひれきして下さりました。率直な感想は、ご無礼ながらも、やはりひとかたな政治家だと実感しました。予算委員会では、まずは自身が自民党からの標的になるとの自覚もお持ちで、こちらもしっかり支えていかなくてはと思いました。今週は政府4演説に対する各党代表質問が衆参両院で行われ、昨日予算委員会で新年度予算案の趣旨説明。予算委員会の開かれる第1委員会室はテレビ中継でもお馴染みですが、私が座る与党側の理事席は閣僚と向き合う最前列。私の約3メートル前には菅直人総理と敬愛する野田佳彦財務大臣。これはアリーナ席だとはしゃぐ余裕もなく、これからの1ヵ月は朝9時から夕方まで、委員会審議の責任者として奮闘しなくてはなりません。しかし、野党は冒頭から審議拒否。理由なき抵抗は長くは続きません。11:55

2011年1月25日

第177通常国会が昨日召集されました。会期は6月22日までの150日間。まずは菅直人総理の施政方針演説をはじめ、外交、財政、経済などの政府4演説が行われました。その中で総理が自ら強調したのは「平成の開国」「最小不幸社会の実現」「不条理を正す政治」の3つの政治理念。具体的には、税制と社会保障の一体改革と、環太平洋パートナーシップ(TPP)への交渉参加問題を政権の最重要課題として、野党に対しても「熟議」を求めました。ただ、国会対策の現場では、政権与党の最大の役割として、来年度予算の年度内成立が命題となることはいうまでもありません。明日と明後日には各党の代表質問が衆参両院で行われることまでは与野党で合意されていますが、予算委員会の審議入りについては不透明なまま。当分、現場でコツコツと頑張るのみです。12:25

2011年1月22日

党の国会対策委員会から通常国会に臨む各議員の所属委員会が発表されました。というより、この数日間は国対控室に缶詰となって、私を含め3人の国対副委員長で配置作業を行っていました。基本は各議員から提出される希望を優先。しかし、厚生労働や国土交通委員会などはいつもながらの人気で定数超えし、あまり開催されない懲罰委員会を希望する議員は皆無です。閣僚及び議長を除く全議員が最低1つの常任委員会に所属することを義務付けられていますので、総理経験者などの大物に懲罰委に所属して頂くのが慣例です。悩ましいのは人気委員会の割り振り。委員長及び委員会の責任者となる筆頭理事や次席理事については、幹事長ら執行部から指示が出ますが、その後の判断は我々の仕事。当選回数や年齢、その議員の専門性や小選挙区勝ちしているかなどということも勘案し、最後に国対委員長の了解を頂くという手順となります。私自身については、国対委員長の命令で初めて予算委員会に所属することに。しかも、次席理事として野党との現場交渉を一手に担う役割ですから、責任重大です。また、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会の筆頭理事も留任しました。ふ〜。14:45

2011年1月19日

新たに民主党の国会対策委員長に就任した安住淳氏。私にとっては早大雄弁会の先輩で、学生時代に「フレンチをご馳走してやるよ」と誘われ、先輩について行くと、下宿先でフランスパンだけを出されことも思い出の一つです(笑)。弁論部といっても体育会系の組織でしたから、同じ政界に進出した今も私が最も逆らえない先輩であり、今回も打診すらなく、半ば強制的に国対副委員長に就任していました。国対担当の総括副幹事長も留任しますので、岡田幹事長に仕えつつ、兼務して国会対策の現場で責任を担っていくことになります。来週24日の国会召集を控え、すでに現場は大忙し。民主党の各議員の所属委員会を決める作業や、国会に提案される法案の把握に追われる中、小沢一郎氏を国会召集前に招致をしようという政治倫理審査会の動きもあり、早くも息つく暇さえなくなっています。夜の新年会ラッシュもまだまだ続いていて、体力勝負となってきました。ふ〜。8:45

2011年1月16日

菅第2次改造内閣が発足しました。参院で問責決議を受けた閣僚を交代させるのは、憲法論からしてもいかがなものかと思いますが、野党に審議拒否の口実を与えず、建設的な国会論戦をという総理の総合的な判断を支持したいと思います。不幸にも国交大臣を退任した馬淵澄夫氏は、会見で「I will be back」と。雰囲気も仕事ぶりもこの言葉が良く似合います。与謝野馨氏を経済財政担当大臣に一本釣りした以外はマイナーチェンジのように映りますが、78歳の藤井裕久官房副長官という人事が今回の胆だと思っています。内閣の要となる官房長官には46歳の枝野幸男氏が史上最年少で就任。これまで仙谷由人長官が一手に引き受けてきた各省庁との調整を、誰よりも役所と役人をよく知る藤井氏がフォローして下さるはずで、年齢差ばかりが目立ちますが、最強の官邸コンビでしょう。通常国会の召集も24日と決定しました。私の役回りについては、官邸と岡田克也幹事長と新任の安住淳国対委員長との間で調整という名の綱引きがある様子。決して一兵卒という立場ではないはずですから、これまで以上に大汗をかいて参ります。12:30

2011年1月13日

かれこれ7年以上、風邪をひいて熱が出て、仕事を休むようなことがないほど健康体の私ですが、父を癌で亡くしていることもあり、少々無理をして時間をつくってでも、年に1度は人間ドックを受けるようにしています。ただ、あの白いバリウムが大嫌いなんです。好きな人もいないんでしょうが、吐き出してしまったことも何度か。そこで今年は生まれて初めて胃カメラに挑戦。これまた気持ちのいいものではありませんでしたが、バリウムよりはるかに楽でした。結果はどこも悪いところがなく、担当医からは「本当にきれいなお腹の中です」と誉められ、政治家としても喜んでしまいました(笑)。さて、昨日の党両院議員総会に続いて、今日は年に1度の党大会。今年は千葉の幕張メッセで開催されます。党を取り巻く環境は決して順風ではありませんが、政権交代への長く厳しかった道のりにも思いを馳せ、それぞれが日本の政治に一層の責任をもつ覚悟を固める機会としたいものです。岡田克也幹事長を一緒になって支え、私にとっては兄貴分のような存在だった枝野幸男幹事長代理が、内閣官房長官に就任するとの一報が入ってきました。間違いのない人事だと思います。13:30

2011年1月10日

ドラフト1位投手3人を擁しての野球の明治神宮大会、18年ぶりとなった箱根駅伝。学生人気競技でことごとく我が母校が日本一に輝いていましたから、もう一丁との期待が膨らんだ昨日のラグビー大学選手権の決勝。ちょうど目黒消防団始式の真っ最中で、実況メールを送ってもらっていましたが、残念ながら帝京大に敗北。当分の間、帝京時代の予感がします。さて、私のラグビーへの関心以上に、政治部の記者さんたちは13日に開催される民主党大会後に取り沙汰される内閣改造人事に関心があるようです。人事の焦点は、問責決議を受けた仙谷由人官房長官の処遇でしょう。野党に何と言われようとも、類い稀な仙谷さんの政治力は菅政権に必要不可欠だと思いますので、総理がどんな判断をされるか、私自身も注目しています。少々気の早い先走り報道では、野田佳彦財務大臣や枝野幸男幹事長代理らの名前が後継長官候補として取り上げられていますから、私のところにも朝一番から深夜まで電話取材が続いています。もちろん話せることなど何もありませんが…。今日は成人式。124万人の新成人が誕生とのこと。私もこれから目黒区と世田谷区の成人式を梯子してきます。10:20

2011年1月7日

地元では早くも新年会ラッシュ。毎晩いくつかの会を梯子する日々が1ヵ月以上続くことになります。新年会では、政治の混迷に対する耳の痛い苦言を頂くこともしばしば。楽観論は禁物ではありますが、政権に対する失望というよりは、むしろ「しっかりしろ!」という叱咤激励のように感じています。ピンチをチャンスに変えたい新年の仕切り直し。菅総理も、年頭所感や会見に続き、積極的にテレビ番組にも出演し、消費税を含む税制と社会保障制度の一体改革について「政治生命をかけて、覚悟を決めてやっていきたい」と、力強く訴えました。今月末に召集が予定される通常国会に向け、私も昨日から国会周辺の仕事が始まりました。国対役員会では、国会召集の日程や政府提出法案の最終的な絞りこみなど様々な調整作業が立て込んできています。これまで以上に忙しくなりそうな今年1年を予感させる仕事始めになりました。7:35

2011年1月3日

新年明けましておめでとうございます。国政復帰と政権交代をと誓った一昨年、その興奮から覚めやらず、政権中枢での奮闘を誓った去年とは少しだけ違う気分での新年を迎えました。届いた年賀状からは、政治の混迷を憂いながら、多くの叱咤激励を頂きました。また元旦の新聞には、日本人の平均年齢が、私が生まれた頃、つまり高度成長が始まろうとしていた1960年代には20代後半だったのが、今や45歳になったと。ちょうど今年、私がその平均年齢に到達します。そして、これから数十年は世界最高齢が続くとのこと。日本が抱える問題は、少子高齢化と財政危機。政治の役割は明確ですから、不毛な政争に明け暮れることなく、与野党の垣根を越えて、より建設的な税制と社会保障の一体改革の議論を始めなければなりません。静かなる闘志を燃やす新年です。何より幸先が良かったのは、母校・早大の箱根駅伝総合優勝。私が政治活動を始めた1993年以来、実に18年ぶりとのことですから、今年は正月から応援に力が入りました。どうぞ、本年もご愛顧のほど宜しくお願い致します。15:50

過去の独り言

PAGETOP
Copyright © 衆議院議員 手塚よしお All Rights Reserved.