月別アーカイブ: 2015年2月
2015年2月20日
手塚の独り言
国会では予算委員会が始まり、連日論戦が展開されています。詳細は報道に譲りますが、昨日の安倍総理の質問者に自ら野次を飛ばす姿は醜かったですね。とても一国の宰相とは思えない下劣な態度に腹が立ちました。どうしても比べたくなる野田前総理は、ロングランの予算委員会となれば、トイレに立たないよう朝から水分を控え、各党の質問にできるだけ総理自身が丁寧に答弁しようという真摯な姿勢で、身近で仕えていた我々も頭が下がる思いでした。どんなに株価が上がろうとも、傲れる者久しからず。絶対に。さて、私自身ですが、今週は3度も永田町にある民主党本部に行きました。月曜は東京都連の総支部長会議。定例の会議ですが、主に4月の地方選に向けての意思統一が主題でした。火曜は昨年末の総選挙で議席に届かなかった総支部長が全国から集まり、岡田代表や枝野幹事長と懇談。総選挙の総括や今後の活動方針について活発な議論がありました。昨日は玄葉選対委員長との個別面談。こちらは次期総選挙に向け公認内定作業の取り組みで、私が引き続き東京5区の民主党の候補者として適正かどうか判断されることになります。僅か30分弱の雑談でしたが(笑)。14:35
2015年2月13日
手塚の独り言
昨日は、安倍総理による今年初めての施政方針演説がありました。「戦後以来の大改革」という表現を皮切りに、実に36回も「改革」という言葉を連呼したとの報道でした。自己陶酔型演説はいつものことですが、今回、特に力を込めたのは農協改革。しかし、全中の監査権限を取り上げると、どうして農家の所得が倍増するのか私にはよくわかりません。TPP交渉の妥結に向け、反対勢力になりそうな組織を先手必勝で政治的に叩いただけとしか思えないのです。一方、総理自身が最も執念を燃やしているはずの「集団的自衛権」については、その言葉すら出てこない有り様ですから、抽象的に「改革」の言葉のみが躍った印象のみ残りました。週明けには各党の代表質問。そして、予算委員会と舞台は設定されます。ここは、岡田新代表を先頭に徹底的な政策論争を挑んで頂きたいと思います。さて、明日はバレンタインデーですね。手塚事務所、つまり職場に女性秘書がいない。現職当時と違い取材に訪れてくれる女性番記者もいない。妻は息子しか眼中にない。しかも週末。ひょっとすると、物心ついてから初めてのチョコなしになるかも…(苦笑)。12:25
2015年2月4日
手塚の独り言
今朝一番、背筋が寒くなるニュースに接しました。イスラム国に拘束されていたヨルダン人パイロットが焼き殺されたと。しかも、それは1ヵ月も前のことだったと。一方、ヨルダンはイスラム国が解放を求めていた女性テロリストを処刑。この残虐な報復の連鎖。憎悪の連鎖。いやはや…。私が最も気になっているのは、安倍総理のイスラム国には「その罪を償わせる」との発言です。欧米の指導者が時より使う言い回しですが、我が国の指導者の言葉としては初めて耳にしました。まさか、外務省が用意した発言だとは思えませんので、自己陶酔型の安倍総理の幼稚な一面の表れなのでしょう。罪を償わせる。つまり、我が国も報復すると解釈できますが、憲法9条を持ち出すまでもなく、そうした武力も情報力も我が国は持ち合わせていません。こういう場面だからこそ、指導者には情緒的ではない冷静な対応が求められるのだと思います。今日は立春。暦の上では春の到来ですが、まだまだ厳しい季節が続きそうです。14:20
2015年2月1日
手塚の独り言
膠着状態の続いていたイスラム国による邦人人質事件でしたが、今朝未明、最悪の結果となった様子の第一報に接しました。この残虐な暴挙に言葉にできないほどの憤りを感じています。私自身もこの問題が起きて以来、政府がギリギリの交渉をしていることも容易に想像できましたし、無責任な政権批判を控えたいと思っていました。一方、この事件に絡めて、人命第一と言いながら、対イスラム国で自衛隊の後方支援にも言及する矛盾も感じていたことも事実です。戦争の悲惨さや、その犠牲となる子どもたちの様子を懸命に発信し続けてきた後藤氏の死が、安倍総理の更なる右旋回のスイッチに利用されることも、さぞかし無念だろうと思います。改めて、犠牲となった湯川氏、後藤氏のご冥福をお祈りしたいと思います。さて、気づけば今日から2月。先週から通常国会も始まっています。在野からではありますが、厳しい目線で見つめていきたいと思っています。9:30