日銀の総裁人事について。昨日、衆院では同意されたものの、参院ではすでに武藤敏郎氏らは不同意となっていて、結論は週明けへと持ち越しとなりました。人事案を「政争の具」とか、不同意としたことを「党利党略」だと与党から批判が出ているようですが、一般の法案と違い衆院で再可決出来ないルールである以上、野党が同意出来る人材を提案してくるのが政権の責任です。同じ人での再提案など言語道断。ガソリン税をめぐる攻防同様、何かと我慢比べとなる政局ですが、参院での数の優位で、最後には結論を導けることはこれまでと明らかに違う環境でもあります。民主党の仲間たちには、ブレずに毅然と対峙し、一気に国会を解散へと追い込む気概を見せてもらいたいと思っています。9:55