週刊誌メディアのオピニオンリーダー的存在である、週刊文春と週刊新潮のライバル両誌の巻頭特集がはかったように揃っています。文春が「福田政権は脳死状態でニッポンは全身マヒ」で、新潮が「もはや脳死状態という福田内閣総辞職のタイミング」。いくら辛辣な週刊誌とはいえ「脳死状態」との表現はそう使われるものではありません。政権が末期症状に陥ったことは間違いなさそうです。日銀総裁の件でも、どうしても民主党が政局的に反対のための反対をしていると世論にアピールしたいのか、あるいは相手の気持ちが理解出来ない究極のKYなのか、同意されなかった武藤氏と同じ経歴をもつ元大蔵事務次官を提案。もちろん参院は不同意。武藤氏の時より確信をもって不同意とした印象です。このスパイラルを止めるのは、総辞職ではなく国会解散です。15:05