今回の内閣改造で、田中真紀子氏が新たに文科相として入閣したことが何かと話題になっています。一方、退任した側の目玉は、たかだか総理補佐官であるにも関わらず、総理側近の予想外の退任劇として大きく取り上げられ、少々困惑しています。個人的には、言葉にはできない様々な思いが去来することは確かですが、全力で職務をまっとうしたのち、どんな組織でもある定期の人事異動と捉えて頂くのが、最も現実的だと思っています。昨日、改造後初となる党の常任幹事会が開かれ、私は正式に民主党広報委員長に就任しました。このポストは、私の記憶が正しければ、2008年の秋、まだ民主党が野党時代、当時の小沢一郎代表が無投票再選を果たした代表選で、最後まで対抗馬として出馬への意欲を見せていた野田佳彦氏に対して、小沢代表が用意したポストでした。野田総理がどんな思いで今回私を起用したかは想像するしかありませんが、総選挙が足音が近づく中、総理官邸で担当してきた広報やメディア対応を、今度は党の側の責任者として全力を尽くしたいと思っています。具体的な役割については、また改めて。13:30