田中慶秋法相が辞任し、後任は滝実前法相が再登板。就任数週間での閣僚交代劇は政権にとって大きなダメージですが、どこまでが事実かわからない週刊誌報道がきっかけになったことについては、腑に落ちないところも残りました。一方、大阪方面でも、週刊誌と戦う市長が話題をさらっています。私自身も記事を読みましたが、明らかに報道の域を超えた、覗き見趣味ともいっていい下劣な記事。親を選んで生まれて来れる人はいませんから、その血脈だけを背景に批判を展開することはジャーナリズムの暴走だと断言しておきます。親を選べないのは、自民党の次の総選挙で世襲を目指す面々にとっても同じこと。逆説的ですが、政治家の家に生まれたことを理由に政治家を志せないというのはフェアではありません。だからこそ、政党が自浄作用を持つべきで、自民党も前回の衆院選マニフェストで3親等以内の親族を公認しないことを掲げていたのでしょう。と、嫌味を書いていたら、太子党の父親が緊急会見。都知事を即刻辞任し、新党結成、国政復帰を目指すとのこと。会見では、憲法破棄や徴兵制導入まで言及し、荒唐無稽との印象を受けました。それにしても、毎日色々なことが続きます。17:20