まだ詳らかには出来ないのですが、今夏の参院選の比例区候補者の擁立で周辺が慌ただしくなって来ています。ただ肝心な比例区の選挙制度を正しく理解して頂いてる方が意外と少ないので、今日はその制度のおさらいを。非拘束名簿式と呼び、2001年の参院選から導入され、今回が3回目となります。各党はあらかじめ順位を決めずに候補者名簿を届け出し、有権者は政党名でも候補者名でも投票出来て、その投票総数を基にドント式で議席を配分します。各党に配分された議席数の中で、候補者個人票の多い順に当選が決まるという制度。つまり我々の本音は、民主党とではなく、候補者の具体名を書いて頂きたい選挙なのです。複雑な制度ですが、各党が知名度の高い目玉候補の擁立に躍起となる理由も含めてご理解頂けたかと思います。13:00