衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。
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手塚の独り言

2016年8月1日

都知事選は、小池百合子氏の300万票にも迫る圧勝で幕を閉じました。出馬を決意する段階から、寝てる間以外はずっと傍らで寄り添った鳥越俊太郎さんにとって、大変厳しい結果となってしまいました。刻々と入って来る世論調査の数字では、野党4党の統一候補となり、宇都宮氏が出馬を断念した段階ではトップを走っていました。しかし、最初の週末の調査で小池氏に抜かれ、週刊誌報道があった翌週には増田氏にも差される展開。詳細な敗因分析はこれからですが、一言で表現するなら、76歳という年齢による不確かさだったように感じています。表裏のない実直な人柄と、現場主義を貫いてきた気骨な生き様に私も魅了された、特別な3週間を送りました。昨晩、選挙事務所で敗戦の弁の述べた後、ご自宅にお送りする車中、悔しさからだったのか、「ありがとう」と突然流された涙に、こちらももらい泣き。選挙結果は、時として政治の変化に加速度の加えるものですが、民進党はポスト岡田代表で動き出すことになります。早実が西東京大会のベスト8で敗退し、甲子園への応援はない夏ではありますが、私にとって40代最後の夏休みはおとずれる気配すらありません。10:30

2016年7月22日

久しぶりの独り言になってしまいました。参院選で圧勝した蓮舫さん。また3年前と比べ議席を回復した民進党。勝利の余韻や野党共闘の成果を検証する間もなく、都知事選に突入しています。きっかけは長妻昭代表代行からの電話でした。「鳥越さんが、参院選で3分の2を取られてことで本気になった。自宅に呼ばれたから一緒に来てもらいたい」と。本人の決意を岡田代表と枝野幹事長に報告すると、「しっかりフォローを」と、暇だと思われている浪人生に無茶振り(笑)。そこからはジェットコースターに乗ったような怒涛の日々が続いています。どんな役割かは、とてもここでは書ききれないほどで、候補者に随行するだけではない多くの任務で目が回りそうです。この間、愚息の通う早実が今年も甲子園に向けて勝ち進んでいますが、パパ友からの試合速報メールが頼りになっています。また、親子三代で深いご縁のあった大橋巨泉さんの訃報に一人涙を流しました。書きたいこともたくさんありますが、今日はこのあたりで失礼します。すいません。バタバタ。10:20

2016年7月5日

いつの間にか今年も半分が終わり下半期に突入。参院選も早く終盤戦へ。蓮舫さんは党の代表代行として日本全国の激戦区を飛び回り、自らの選挙区である都内で、今のところ5回しかマイクを握っていません。また、蓮舫選対の本部長を務める野田佳彦前総理も全国行脚が続き、本部長代行の私が留守番番長として陣頭指揮を取っています。東京選挙区は今回から定数が1増し6議席になり、民進党も2人の現職を擁立しています。このタイミングになると囁かれるのが「蓮舫さんはもう大丈夫だから、もう1人の方に」との声。ましてや、与党などの改憲勢力が参院でも3分の2の議席獲得が視野に入ってきたとの報道に「改憲阻止のために、もう1人に」との大義名分のおまけつきですから、候補者心理を知る留守番としてはたまったもんじゃありません。切磋琢磨の末に2議席確保があると信じて、私は最後まで蓮舫さん一辺倒でとことん走らせて頂きます。最終日となる9日(土)は、野田本部長が土俵入りではなく、蓮舫さんの応援で午後5時から銀座にて。午後7時の最終演説は、我々が生まれ育った地元のJR目黒駅にて。ガラスの天井を突き破る、乾坤一擲の演説をお聞きにご参集下さいませ。14:10

2016年6月23日

第24回参院選が昨日公示。蓮舫選対の責任者として、参院選の準備はもちろんのこと、公示寸前まで都知事選出馬が取り沙汰され、その対応に追われましたが、昨日は手塚事務所の人手不足もあり、私も100ヵ所近くの公営掲示板のポスター貼りに参戦しました。私の記憶が正しければ、自らポスター貼りに加わったのは、1999年の都知事選以来のこと。当時、旧民主党の都連会長で知事選に挑戦した鳩山邦夫氏のポスターでした。懐かしく当時のことを思い出しながら作業を進めていた時に飛び込んで来た、邦夫氏の突然の訃報。本当に驚きました。都連会長として、民主党の新人候補だった私を現職と一緒に唯一公認して下さったことは生涯の恩義でもあります。邦夫氏が団長を務める訪中団に加えて頂き、そこで出会ったのが伊藤悠前都議でした。自民党に復党されたのちも、時折お声かけ頂き、与野党の垣根をまったく感じさせないご指導を頂きました。もうお会いできないのが残念でなりません。心からご冥福をお祈り致します。合掌。さて、悲しんでばかりではいられない戦いが始まりました。ガラスの天井を突き破る可能性を持つ最高の候補者を支え、熱い夏を突き抜けたいと思っています。11:35

2016年6月16日

数週間続いた舛添劇場が閉幕。最終局面では、都議会解散という前代未聞の展開も想定され、先月末のダブル選政局に続き、一寸先が不透明な政局に翻弄されてしまいました(笑)。この際、総括と感想を少々。一言でいえば、舛添氏の人格が問われたのだと思います。政治資金規正法は、その支出に関し細かい規定はありません。だから違法ではないと。ただ、そもそも法律を作る段階で、個人の趣味で大量の美術品を買ったり、家族旅行に支出することなど想定されていませんので、メディアの「ザル法」だという指摘もその場限りのように感じます。指摘された非常識を、明晰な頭脳で自信満々に抗弁する醜い姿は、トップリーダーとして明らかに「徳」を欠いていたことがこの結果をもたらしたのでしょう。すでに世の中はポスト舛添で動き出しています。近親者に有資格者がいますので、しがない浪人生の周辺も慌ただしくなってきています。都知事選のセオリーは「あと出しじゃんけん」が相場。ただ、1週間後に参院選が公示されますので、決断のためには「さき出しじゃんけん」が求められてしまいます。じゃんけんで先に手を出す時は不戦勝でしか勝ち目はありません。粛々と参院選の準備を進めます。11:15

2016年6月3日

6月になりましたが、梅雨入り前の爽やかな天候が続いています。衆参同日選があるかないかという政局に翻弄された数ヵ月でしたが、一昨日通常国会が閉会し一定の決着となりました。会見で安倍総理が述べたことを要約すると、アベノミクスは順調だ。ただ、振興国の経済が陰っている。だから「新しい判断」をし、消費増税は2年半延期。さらに、財政再建の旗は降ろさない。ついでに、アベノミクスのエンジンを最大に吹かす。そして、「新しい判断」の審判は参院選で受けるというものです。しかし、この出鱈目な説明に納得できる方がどれほどいるのでしょうか。いずれにしても、国民が審判を下す参院選の日程も正式に決まりました。6月22日公示、7月10日投票。衆参同日選を念頭にテンションを上げ、最低限の準備も重ねてきましたから、肩透かしによる脱力感もありますが、蓮舫さんの3選に向け、私も選対責任者として汗をかいて参ります。11:35

2016年5月27日

久しぶりに日本で開催されたG7伊勢志摩サミット。どの政権であっても、国民の耳目を引く晴れ舞台に政権浮揚をかけるのは当然の成り行きで、解散政局、増税再延期などの舞台背景がある中、安倍総理もことのほか周到に準備をしてきたはず。そこで打ち上げられた唐突な「リーマンショック」発言。ドイツのメルケル首相の指摘を各国首脳が支持し、大きな「クライシス」を「リスク」と言い換えざるを得なかった様子。破綻が明らかなアベノミクスの副作用こそ増税先送りの背景であるのに、無理矢理世界経済のせいにするあたり、情けなく、恥ずかしさも感じました。また、財政出動の「合意」は選挙前のバラマキに化けるだけでしょう。今日はこれからオバマ大統領が広島へ。そして週明けには国会会期末。個人的には、今週2人の元秘書と久しぶりに会う機会がありました。国政復帰へ発破をかけてくれたり、手塚事務所同窓会を提案してくれたりと、嬉しい限り。早いもので浪人生活も3年半。「そろそろ出番」と自らを鼓舞し、ひょっとしたらひょっとする安倍総理の「死んだふり」解散に備えたいと思います。14:40

2016年5月15日

せこい、あまりにせこすぎる。こう書き出せば、舛添都知事の件だとお分かりかと思います。高額過ぎる海外出張費や公用車での別荘通い。今度は公私混同が甚だしい政治資金の私的流用問題と。知事をかばうつもりは毛頭ありませんが、政治家の台所のついて少々。我々が常に頭を悩ますのが、政治活動とプライベートとの一線です。例えば、新年会に参加し支援者と交流します。政治活動だと思っても領収書を頂けない場合も少なくありません。あるいは冠婚葬祭などはそもそも領収書が存在しませんが、長年の活動で広がった支援者との交際をすべて自腹でやっていけるはずがないのも現実。当然、収支報告の段階で帳尻を合わせなくてはなりませんので、関係ない領収書で埋め合わせをということになってしまうのです。今春辞任した某大臣は、業者から渡された裏金で凌いだのかもしれませんし、舛添氏は正月の家族旅行の領収書を政治資金と付け替えたのではないかと想像します。私の知る限り、政治資金集めという意味では清潔だった舛添氏ですが、そのせこさが公私混同を招いてしまったのでしょう。安倍総理の「死んだふり」解散と合わせてトリプル選などという噂に目眩を覚える週末です。10:50

2016年5月3日

憲法記念日。例年以上に憲法をめぐるオピニオンを各メディアが報じています。それは今年が憲法公布から70年の節目である以上に、時の総理が改憲に強い意欲をもっていて、夏の参院選でもそのことを訴えると明言しているからでしょう。この際、改めて私の憲法についての考え方も書いておきたいと思います。まず、改憲の胆となる9条。私はどこまでいっても護憲の立場。安倍総理が指向する制限なき集団的自衛権の行使はあってはならず、180度の違う立場です。一方、憲法議論は活発であるべきとの声をよく耳にしますが、私はそのことについても少々懐疑的です。議論そのものを否定するものではありませんが、国民世論を二分し、政治的対立を増幅する可能性のある改憲論議。本気で改憲を考えれば、途方もない政治的エネルギーが必要でしょう。しかし、今の日本には議論し結論を導いていく必要のある問題が山積しています。例えば改憲議論が、社会保障費が増大していく中、誰がどのようなに負担していくか? との議論より優先順位が上だとはとても思えないのです。今日は愚息にも憲法の重要性を語り、平和な連休を謳歌したいと思っています。12:35

2016年4月26日

「あと一歩、残念だった」との声が各方面から寄せられた衆院補選。自民党が候補を擁立できなかった京都3区の圧勝については割愛するとして、北海道5区は大接戦の末、約13万対12万で与党候補に軍配。色々な角度からの検証が行われているようですので、私の感想も一言。まず、野党共闘について後ろ向きな意見を言われる方は、14年の総選挙比較して与党候補がほぼ同じ得票なのに対し、野党候補は民主+共産の得票をわずかに下回っていて、その背景を共産党アレルギーと分析しているようです。しかし考えてみれば、もし共闘が不調に終わりそれぞれが候補を擁立していれば、おそらく13万対8万対4万の結果でしょうから、共闘の方向性は決して間違っていないはず。そもそも北海道5区は、09年の政権交代選挙でも自民党が勝利した自衛隊の駐屯地の多い保守地盤で、しかも今回は弔い選。北の大地に大きな影響力を誇る某父娘の変節という要素を加えても、これ以上ない善戦で、与党幹部も肝を冷やしたことでしょう。震災対応を優先し、ダブル選回避との見立てが広がっていますが、ダブルといえば「死んだふり解散」が歴史です。引き続き緊張感をもって過ごしたいと思っています。13:45

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