極めて異例ながら、NHKが生中継した昨日の衆院本会議で、社会保障と税の一体改革関連8法案が賛成多数で衆院を通過。総理が文字通り政治生命を懸け、1年以上にわたる党内議論や、100時間を超える昭和35年の日米安保と同等な政治史上最長の国会審議を経て、ようやくたどり着いた結論でした。社会保障の安定財源も、疲弊する現役世代や子育て世代への支援も、経済の再生も、身を切る改革も、すべてが待ったなし。「決められない政治」「先送り政治」から脱却できたことを思えば、正直一息でも二息でもつきたいところですが、国論を二分する消費増税を含む法案でありながらも、政権与党から多数の造反者を出してしまったことは大変残念なことであります。言いたいことは山ほどありますが、ねじれている参院で法案を通してこその大願成就ですから、今は諸々飲み込みたいと思っています。ご理解下さい。18:00