毎日激務が続くとはいえ、週末に1週間を振り返っての独り言になってしまってごめんなさい。昨日会期末を迎えた通常国会は9月8日までの会期延長を決定。夏休みがなくなってしまったとため息をつく暇もなく、永田町は党内政局の嵐が吹き荒れています。3党合意を踏まえ、一体改革関連修正案の衆院での採決日程が26日に確定したこともあり、党内には賛成派と反対派、あるいは中間派を名乗る方々まで登場し、報道もいささか過熱気味です。反対派の頭目が、採決での造反を明言し、新党結成をも示唆し同調者を募っている状況については、岡田副総理の「国民全体から見れば、理解不能」とのコメントが個人的には一番共鳴するところですが、思い返せば、この道はいつか来た道。作っては壊し、この国の政局の中心に鎮座してすでに四半世紀。増税という、国民からシンプルに賛同を得にくいテーマでありつつも、必ず誰かが成し遂げなくてはならないことは、すべての政治家がわかっているはず。総理が政治生命を懸ける以上、タイミングはこの一瞬しかありません。次の選挙ではなく、次の世代のことを念頭に、嵐を乗り越えていく覚悟です。14:00