気づけば激動の2012年も後半戦に。下半期最初のニュースは、昨日の小沢一郎氏を含む衆・参議院議員50人の離党騒動でした。小沢氏は、1993年の自民党離党以来、2003年の自由党と民主党の合併まで、過去4回に渡って新党結成や解党、合併などを繰り返してきましたから、「民主党分裂」などという物騒な新聞の見出しにも、「折り込み済みでしょ」とひとりごちているところです(笑)。新党の国民的期待値や同調者の足並みの乱れについてはコメントを控えますが、掲げる大義が「反消費税」のみならず「反原発」ならば、ポピュリズムの匂いがプンプンしますし、国論を二分するテーマであっても、一つ一つ乗り越えて行こうとする野田総理の政治姿勢と逆行することは確かです。先ほど、野田総理の主導で党としての厳正な処分も発表し、けじめをつけさせて頂きました。この騒動が1日も収束し、落ち着いた政治を実行できる下半期を期待したいものです。18:00