自ら憚りもなく「独裁」という言葉を口にする橋下徹氏が、大阪府知事から大阪市長へと転出を図った前代未聞のダブル選は、橋下氏率いる大阪維新の会の圧勝でした。大阪府民は一種の危うさを承知の上で、政治的閉塞感の打破を期待したということでしょう。この図式は、2005年の郵政選挙の盛り上がりを彷彿とさせると共に、争点を単純化したために生じたその後の様々な問題をもはらんでいるはずです。とはいえ、既存政党への落胆や叱責の声ともとれる今回の選挙結果を真摯に受けとめ、当分は大阪都構想をはじめとする、民意を背景にした改革を見守るほかありません。嬉しいニュースを一つ。今日、蓮舫大臣と同じ誕生日の我が家の愚息が元気に4歳の誕生日を迎えました。最近はテレビで野田総理を見つける度に「パパはどこだろう?」と探しているとのこと。愚息の成長を励みに日々精進したいと思います。14:40