尖閣国会と呼ばれることになるであろう臨時国会の終盤、またぞろ悩ましい懸案を抱えてしまっています。柳田稔法相の失言を野党から厳しく追及され、国会対策の現場で汗をかいている者からすれば、愚痴の一つでも言いたいところですが、我慢、我慢。むしろ成果を一つ報告させて下さい。昨日、私が司会を務めた党政治改革推進本部の総会で、国会議員の歳費を1割削減することの了承を取り付けることができました。人気取りにで、ポプュリズムに迎合する必要はないといった反論もありましたが、マニフェストで国会経費の2割削減を約束している民主党ですから、これを皮切りに議員定数の削減も必ず実現して参ります。それ以上に推進本部で私が執念深く取り組んでいるのは、企業・団体献金の全廃です。推進本部では、岡田克也本部長のもと、長妻昭事務総長、細野豪志事務局長、そして私が事務局次長を務めています。今から10年前の総選挙で初当選を果たし、企業献金を一切受けず、新しい政治文化を創るんだと最もラジカルに行動してきたのは、この同期の3人と今は天国で眠る永田寿康君でした。廻り廻って我々が主導権を握る立場になりましたから、ここは力の入るところです。21:20