せっかくの機会ですから今日も総裁選についてです。靖国問題を総裁選の政策論争の中に入れることは「よこしまな考えだ」と発言した安倍晋三氏に対し、自民党の加藤紘一氏が、「歴史を考えている国民はよこしまなのか?」と噛み付き、さらには「総理にならんとする人は国語力を磨いて欲しい」と。同感。いやはや痛快です。私が衆議院に初当選し間もない2000年の秋、森内閣に対し我々が提出した不信任案に賛成しようとした、あの「加藤の乱」を思い出しながら、加藤氏もあの頃にこれぐらいの気概があればなぁと、思わず苦笑いです。靖国問題などの歴史認識を「歴史家が判断することだ」との発言を繰り返す安倍氏。闘う政治家を自認するならば、是非本音を堂々と。13:40