9月20日に行われる自民党の総裁選挙が本日告示されました。候補者の顔ぶれは予想通り、安倍晋三・麻生太郎・谷垣禎一の3氏。403名の自民党所属国会議員のうち、すでに300名以上が安倍氏に投票する意向を固めているそうで、結果ははなから決まっている、寄らば大樹の総裁選となりました。過去の総裁選をひもとけば、熾烈な派閥抗争が展開され、その結果、表紙が変わっただけなのに、国民にすればあたかも政権まで変わったような気にさせられる、いわば擬似政権交代を演出してきたとの分析も聞こえてきます。5年半ぶりに新たな総理が誕生する場面が、この凪の様相ですから、やはり本当の政権交代が遠くない将来に実現する予感を感じています。11:40