「年金改革行きの終電車が発車するのは…」という、何とも意味深なタイトルの資料がIMF(国際通貨基金)から出され、国会でも話題になっています。これは、各国で年金改革に着手すべき時期について、その最終期限を示唆するものなのですが、年金改革はその国の有権者の過半数が50歳以上になると実行が難しくなるので、その「終電車」が発車するまでに必要な改革を実施すべきだと訴えているのです。「終電車」の発車時期は各国とも2010年以降で、最も早いのがフィンランドとスイスの2010年。続いてアメリカ、ドイツ、フランスの2015年。最後はイギリスの2040年です。バレンタインの夜には少々深刻な話ですが、日本はいつ「終電車」が発車するでしょう? 18:05