昨日に続いて年金改革の「終電車」の発車について。まず問題の答えですが、実際にIMF(国際通貨基金)から出された資料に日本については記されていません。我が国の有権者の人口に占める50歳以上の割合は、2003年10月1日現在50.4%に達していて、すでに「終電車」は発車してしまったあとなのです。残念。で済ませてしまったら、政治家はいりません。小泉総理は昨年、抜本改革が必要だとしながらも、数字合わせだけに終始した年金改革を、新たな負担を国民に押しつける形で成立させました。「終電車」を追い掛けて飛び乗るためにも、まずは社会保険庁を解体し、年金制度の一元化や、税法式による新たな制度の確立を急がなくてはなりません。そう、時間はないのです。13:57