埼玉県本庄市。群馬県との県境のこの町は、夏は蒸し暑く、冬は赤城おろしと呼ばれる冷たい空っ風が吹き荒ぶ私の第二の故郷。15〜18歳までの多感な時期を、親元を離れ下宿生活を送りながら、早大本庄高等学院の第1期生として過ごした町です。卒業から20年余、嬉しいニュースが懐かしの町から届きました。高校の1年後輩であると同時に、早大雄弁会で活動を共にした吉田信解(シンゲ)君が、無投票で本庄市長に当選したとのこと。この一風変わった名前が示すように、本庄では有名なお寺に生まれた彼は、大学卒業後、仏門で修業し実家の住職に、さらに市議選に出馬し3期連続トップ当選。対抗馬も出なかった市長選は、37歳とは思えない彼の実力と人望の証でしょう。あやかりたいところですね。10:00