ちょうど1年前の今頃は、まさに衆院総選挙の喧騒の真っ只中でした。行き詰まりを見せた菅義偉総理から、岸田文雄総理に代わって迎えた一大決戦では、私自身が現職大臣に競り勝つなど、東京では踏みとどまりを見せたものの、全国的には立憲民主党へ厳しい審判が下された秋でした。あれから、ロシアのウクライナ侵攻があり、オミクロン株が爆発的な流行や、1ドル30円以上もの円安が進行するなど、のちに歴史を振り返った時には激動と言われる1年だったのかもしれません。そして、この10月3日から69日間の会期で召集された第210回臨時国会では、岸田政権の迷走ぶりがあまりにも際立っています。最たる場当たり的答弁としてクローズアップされているのが、旧統一教会への解散命令請求を巡り、宗教法人法が解散命令の要件として規定する法令違反に、民法の不法行為が含まれるか否かの問題。一夜にして、総理の言葉が180度変わってしまう朝令暮改っぷりに、政権の機能不全を憂う声が止みません。そして、瀬戸際大臣らの首元もだいぶ 寒くなってきているようで、本格的な国会論戦には程遠い政府与党の体たらくに溜息しかありません。一方で、我が党は岡田克也幹事長の下で、少しずつ反転攻勢の機運が醸成され始めているように感じています。来春の統一地方選挙へ向けて、東京都連でも迫力充分の弾込めが完了しつつありますので、また改めてご紹介をさせて下さい。乞うご期待! 12:00