17日間の東京都知事選挙が終わりました。小池百合子都知事が再選を果たし、私たちが市民と野党の共闘で推した宇都宮健児氏は次点となりましたが、25の小選挙区単位で野党と市民が合同選対を一緒に立ち上げて活動を進め、共闘が劇的に深化したという大きな財産を得ることはできました。それにしても、これだけ私心なき純粋な気持ちを持った候補者と選挙を闘えたことは大きな誇りですし、立憲東京都連の仲間たちの奮闘にも心から敬意を表したいと思います。また、同時に行われた都議補選では、北区の斉藤りえさん、大田区の松木かりんさんが、残念な惜敗となりました。定数1を争う補欠選挙の難しさを痛感する結果となりましたが、これも次につながる前向きな敗戦です。課題を直視しながら、捲土重来に期待します。そして、不気味な静けさが漂う永田町では、水面下で早くも権力闘争の鍔迫り合いが繰り広げられ、夏の政局が始まっています。とはいえ、国民感情をそっちのけにして、再び感染拡大局面を迎えようとしているコロナ対応がおろそかになることのないように、我々こそ が政府の監視を強め、即応を求めていく構えです。鬱陶しい空が続き、梅雨明けが待ち遠しいですね。10:00