国会が始まると時間の経過が一気に早くなる印象で、気付けば今年のカレンダーも残り2枚。プロ野球はソフトバンクが連覇達成。育成出身の捕手の強肩で、阪神も泣かされた広島の足を見事に封じてのMVPは痛快でした。また、神宮球場まで応援に行った早実は準決勝敗退で、来春の選抜甲子園の出場の可能性がなくなり、残念無念。そんな秋の深まりを実感する日々、国会では補正予算案が全会一致で成立する方向で、次の論点は出入国管理法の扱いとなってきます。国内の労働力不足解消や外国人労働者そのものの在り方など、日本社会の未来を構想する上で避けては通れないテーマであることに異論はありませんが、これまで総理自身が明確に否定してきた移民受け入れ政策への転換と、どこがどう違うのかわかりませんし、3年後の見直し規定がついた状態で自民党の党内手続きを終えるなど、拙速な欠陥法案であることは明白です。この法案を国会でどう扱うかが、当面の議運筆頭理事の交渉課題となりますが、将来へ大きな禍根を残すことにならないよう、じっくりと腰を据えた議論ができる 環境を求めていきたいと思っています。こちらの強権は絶対に許しません。18:15