好感度タレントの不倫疑惑で年が明け、国民的アイドルグループの解散騒動、甘利大臣の辞任劇、元プロ野球選手の逮捕。そして今度はイクメン議員の…。週刊文春は面目躍如でしょうが、次から次へとワイドショーのネタに事欠きません。そんな中、少々地味な話題で恐縮ですが、大事な選挙制度について。今から3年以上前のことですが、時の総理だった野田佳彦氏と自民党総裁だった安倍晋三氏の党首討論。解散と引き換えに約束した議員定数の削減。その後、政権に復帰した自民党内の議論は停滞し、衆院議長の諮問機関による答申を尊重することになっていたはず。しかし、自民党内の取りまとめは、あろうことか、更に4年先の2020年まで先送りし、次の総選挙では定数削減は見送るとの判断になりました。総理であって自民党の総裁でもある安倍氏。ここまでくれば、嘘つきとの指摘も正統性をもってくることでしょう。自らの政治生命をかけて取り組んだ野田氏の心中を知るだけに、私としてもこのいい加減さには堪えかねます。この怒りも国政復帰の意気込みに変えていかねばなりませんね。コツコツ。11:00