区議選が終わり、台湾出張もあった大型連休。気が抜けたわけではありませんが、2週間ぶりの独り言になってしまいました。さて昨晩は「大阪都構想」の住民投票。出口調査では各社とも賛成が少し反対を上回ってましたが、期日前投票分に反対票が多く、結果は空前絶後の大接戦の末、「否決」での決着を見ました。賛成派、反対派それぞれの主張に一定の説得力がありましたから、多くの大阪市民も迷いながら投票だったと思います。ただ、外野からの率直な感想は、やはり橋下徹市長が好きか嫌いかの人気投票だったようにも感じます。私のような凡庸な政治家にはとても真似のできない、歯に衣着せぬ物言いで風雲児的存在だった橋下氏。昨日の会見での潔い政界引退宣言は好印象でした。ただ、維新の党はやはり彼のワンマン政党。所属議員の大半は、元々自民党の大阪府の自治体議員だったり、自らの選挙を優位に戦おうとする元民主党の抜け目のない面々だったりと、今後の存続が憂慮されます。他党を心配する余裕などない民主党ですが、やはり野党が束にならないと自民党の暴走に対峙できない状況でもあります。ここは新たな局面での奮闘をお誓いするしかありません。岡田さん、ファイト! 10:10