野党第1党の代表選。それはすなわち、次の総選挙で時の総理と次の総理の座を争う立場。私は岡田氏の安定感に期待し、支持表明をしていますが、長妻氏や細野氏であっても党を再生できるリーダーとしての資質があると確信しています。その前提で、今日は少し踏み込んだ代表選党内模様を解説します。今回は地方議員や党員・サポーターも参加するオープンな選挙。ただ、ポイントは比例配分のドント式で、1回目の投票で過半数を獲得する候補はいないはず。決着は約130名の衆・参国会議員の決戦投票に委ねられることになります。現在までに、それぞれの支持表明をしている数は岡田氏が約45名。その内訳は、野田・菅氏の総理経験者をはじめ、枝野氏らこれまで政権や党の中心で仕事をし、かつ小沢一郎氏と一線を引いてきた方々が中心。細野氏も約45名。こちらは若手議員が中心ですが、小沢氏を許容してきた方々もちらほら。旧社会党系リベラル勢力に推される長妻氏が約30名で、残り約10名が不明といったところでしょうか。決戦投票は、1回目の選挙で3位になった方を支持する国会議員がキャスティングボートを握る選挙なのです。コップの中の嵐と笑わずに、是非ともご注目下さい。11:35