野田佳彦前総理が、乾坤一擲の解散宣言をした党首討論からちょうど1年。記念日前夜というわけではありませんが、昨晩は野田さんと会食する機会に恵まれました。在任中の様々な出来事が蘇り、酒の肴には事欠きません。今もなお、あの政局における決断は間違っていなかったと確信していますが、その後の1年に出た結果は筆舌に尽くしがたいものでした。総選挙での敗北と政権からの下野。民主党の低迷。都議選、参院選での惨敗の連鎖。一夜のうちに白黒がはっきりしてしまう厳しい世界とはいえ、振り返るのも辛い1年でした。あれから1年。今日はこの間の悔しさを吹き飛ばしてくれる、極めて個人的な嬉しいニュースを披露したいと思います。ストッパーは愚息寅仁朗でした。目標を1校に絞った小学校受験。齢5歳での受験なんて、我々の時代には考えられないこと。ずっと多忙を極めていた私が、この1年に限って、とても多くの時間を共に過ごすことができましたから、合格の知らせには感慨無量でした。小学校入学は来春ですが、順調にいけば東京五輪の5年後に、野田さんや我々両親の後輩になってくれる計算になります(笑)。今日ばかりは親馬鹿をお許し下さい。15:00