夜が明けると、衆院総選挙が公示されます。2005年の郵政選挙、2009年の政権交代選挙と2回連続で極端に振り子の針が振れ、一つの政党が単独過半数を占め、〇〇チルドレン、〇〇ガールズなどが生まれました。2世でも3世でもない若者が、社会の進運に貢献したいと、志ひとつを胸にチャレンジできることはいいことだと思います。一方で、1人の政治家が地域での信頼を得て、議席を獲得し、国会で経験を積み、国民のために貢献できるようになるには一定の時間がかかることも確かです。この選挙はどの党に所属するのが有利だとか考える人がいるとすれば、とても残念なことで、自らの立ち位置がわからない中で、政治家を志す意味がわかりません。逆風に立ち向かう民主党の「共に生きる社会」をつくるという理念は絶対に間違っていないと確信しています。いくら「強い国家」ができても、そこで暮らす人々が幸せにならなければ本末転倒です。日の当たらないところに日を照らすのが政治の役割で、我々には道半ばの改革があります。歯を食いしばり、迷わずに、ぶれずに、逃げずに、真正面から立ち向かいたいと思っています。第46回総選挙。46歳、4期目へのチャレンジが始まります。19:00