昨日、私のもとに20年来の支援者から「手塚君がどんな選択をしても、応援しますから、頑張って下さい」との短いメール。民主党から逃げ出す風見鶏があとを絶たない中、私も他の党に移るとでも思われたのでしょうか。こちらも「私は何があっても逃げません。骨の髄まで野田佳彦です」と返信したところです。その野田総理は、解散後も変わらぬ外交日程で、カンボジアのプノンペンにて開催されたASEAN首脳会議や日米首脳会談を終え、昨晩遅く帰国しました。総理の外遊中の一番の出来事は、日本維新の会と太陽の党の合流劇でしょうか。「大同小異」という恐ろしく便利な言葉のもと、消費税、原発、TPPなど主要政策の違いを巧みに乗り越えてみせました。中でも私が最も唖然としたのは、企業団体献金廃止の撤回でした。政治腐敗の温床となる企業団体献金を廃止すると維新八策に掲げたときは、さすが橋下さん、その志とセンスに敬服したものですが、石原氏との天下取りには、この原点も小異になってしまうんでしょうか。私は何があっても、企業団体献金を受けない政治家であり続けたいと思っています。日本の政治文化を変える。これが私の原点です。11:40