昨日の大雪が嘘のように、カレンダーがめくられると同時に春の息吹を感じられる陽気になりました。珍しく議論が噛み合った昨日の党首討論や、野田総理と谷垣総裁の密会騒動ばかりに報道が集中していますが、昨日はこの間の懸案であった国家公務員の給与を来年度から2年間、人事院勧告も含め平均7.8%削減する給与削減特例法が成立しました。また、総理の30%をはじめ、閣僚と副大臣は20%、我々補佐官や大臣政務官は10%削減することも盛り込まれています。これによって2年間の人件費削減で捻出される金額は約6000億円にのぼり、震災の復興費に充てることになっています。国会のねじれもあり、与野党が合意をしないと政治がなかなか前に進まない現状、粘り強く協議を重ね、ようやく成果を出せたことに大きな意味があると思います。次は、党首討論で自民党の谷垣総裁と問題意識を共有できた1票の格差是正と、公明党の山口代表からの提案に総理が賛意を示した議員歳費の削減についてても、1日も早く合意形成ができることを期待したいと思います。弥生という響きだけで、気持ちも前向きになってきます。13:50