本日、第2次補正予算案が国会に提出されました。予算案については、本会議で財務大臣が財政演説を行うことが慣例となっていますが、1度の国会で3度もの財政演説を行ったのは、おそらく野田佳彦大臣が新記録でしょう。原稿なしでの演説が野田大臣の真骨頂。しかし、原稿の内容自体を閣議決定していますから、財務大臣としては普通に朗読せざるをえません。予算案の規模は総額約2兆円で、その財源は2010年度の決算剰余金を充てることになります。内容は被災者支援の二重ローン対策、原発事故を受けての放射能対策、被災自治体への地方交付税が柱となっていて、被災地域の中で最も多いニーズを汲んだものです。この第2次補正予算の成立が、菅総理が示している「一定のメド」の条件の一つ。連休明けの火曜日から予算委員会での審議に入り、1週間後には野党各党の賛同も得て、早期成立の見通しも立っています。粛々と被災地のために、リセットのために持ち場で全力を尽くして参ります。それにしても、毎日暑いですね。くれぐれも熱中症にはお気をつけ下さい。15:20