岩手、宮城両県を訪問した際の発言が問題視されていた松本龍復興担当相が、先ほど菅総理に辞表を提出。退任会見では「松本龍は子どもたちのために、Never let me go 被災者とは離れない。被災地と離れることはない。粗にして野だが卑ではない。一兵卒として努力していきたい」と。城山三郎氏の名著のタイトルが胸にしみる味わい深いものでした。発言の一部を切り取り、繰り返し報じられれば、確かに軽率で舌足らずだったとのそしりは避けられないと思いますが、松本氏の人柄を知る者はもとより、一緒に復興に当たってきた両知事は一切腹を立ててはいないはず。これは断言できます。今回ばかりは暴走とも思えるメディア報道に私も辟易としました。ただ、そういう公器とどう付き合うか、どう活用するか、次の政権の大きな課題として勉強したいと思います。読んでいる記者の皆さんは皮肉と受け止めて下さって結構です。11:30