甲子園であっけなく早実の夏が終わるのを見届け、今日は「花斉会」の1泊合宿が行われる小田原に来ています。少し説明が必要でしょう。「花斉会」とは、野田佳彦財務相を中心とする民主党議員約30人が所属する会で、メディアでは「野田グループ」と報じられます。自分たちでは政策勉強会と説明することが多いのですが、一般的には派閥と受け止められてしまうかもしれません。ただ、派閥という言葉に負の印象がつきまとうのは、領袖(ボス)が子分にカネを配り、ポストを差配するという、自民党的政治体質からでしょう。その点「花斉会」は、野田大臣も1期生も等しく月々1万円の会費を払っての参加ですから、美しいものです。どんな組織でも仲良しグループは存在しますし、シンプルに野田氏の政治家としての類い稀な力量に期待を寄せ、その人柄に惚れて仲間が集っているのだとご理解下さい。説明が長くなりましたが、この合宿は、野田財務相から来年度予算編成の方針を、蓮舫行政刷新相からは予定される特別会計の事業仕分けの意気込みを聞くという企画。しかし、メディアの関心は、代表選を控え、グループとしての対応はいかに?ということになるでしょう。18:55